『お邪魔者3 対決』日本語版発売
ベルギー人デザイナーのF.モイヤーソンが多人数ゲームの『お邪魔者』を1人または2人でプレイできるようにした作品。2014年にオランダ語版が発売され、今年になって各国語版が発売されている。
カードを並べて相手より先に坑道を金鉱につなげることを目指す。坑道は両者共通だが自分だけが通れる扉をつけたり、トロールがいる通路を置いて邪魔をしたり、落石カードを使って通路カードを取り除いたりできる。正体隠匿の要素はなくなったが、金鉱に無事たどり着けるかどうかのドキドキ感は健在だ。
1人プレイでは決められたカード枚数でできるだけ多くの金鉱につなげることを目指す。作者のブログによれば、もともと1人プレイゲームとして開発して2人プレイルールを追加したものを、商業的な理由により2人プレイゲームとして発売され1人プレイルールが付属することになったという。
・メビウスゲームズ:お邪魔者3 対決
『キャメルアップ:スーパーカップ』日本語版、8月中旬発売
今春に発売されたばかりの拡張セットが早くも日本語版になって登場する。4つのモジュールが入っており、自由に組み合わせて遊ぶことができるほか、2人分のコマが入っており10人までプレイできるようになる。
ラクダたちは過酷な競争が、追加ダイスによってパワーアップする。その一方、有名なカメラマンたちが、ラクダたちが積み重なっていくクレイジーな様子をカメラに収めようと現場で待ちかまえている。儲けを増やし、レースの結果をさらにエキサイティングにするため、エジプトのレース協会が新たな投票のシステムを開発したことも見逃せない。これらの機会を最大限に生かし、ラクダレースの帝王となるのは果たしてか。世紀の大一番が始まる。
モジュール1はレースの距離を延長する追加ボードと追加ダイス。モジュール2はラクダが予想通りに重なると報酬を獲得するカメラマン。モジュール3はよりフレキシブルな順位投票の新ルール。モジュール4は多人数でオープンに協力できる投票パートナーシップ。好みや人数に応じて加えることにより、ゲームに変化が生まれる。