第1回『お邪魔者』世界選手権、11月にハンガリーにて
『ウィザード』『セット』に続いて大会が開かれることになった『お邪魔者』は、日本語版も発売されているロングセラーのカードゲーム。金鉱掘りのドワーフの中に裏切り者が紛れ込んでおり、ひそかに妨害する。大会ルールでは、単独で宝を獲得すれば勝利できる「利己的なドワーフ」が入る。
ドイツ国内予選はボードゲームショップやボードゲームサークルで行われ、シュピール会場で行われるドイツ選手権を経てドイツ代表を選出する。世界選手権にはドイツを含め24カ国の参加を見込んでいるという。日本代表の出場があるかはまだ分かっていない。詳細は5月にアミーゴ社のウェブサイトで発表される予定。
・spielbox:Erstes deutsches Saboteur-Turnier ab Mai
オリジンズ賞2016ノミネート
対象は一昨年の11月後半から昨年の前半までに発売されたもので、ボードゲーム小売業者の投票によって選ばれている。今年の部門はボードゲーム、カードゲーム、ミニチュアゲーム、TCG、ファミリーゲーム、アクセサリー、RPGの7部門。昨年の13部門から歴史関連の部門が廃止された。この中から6月のオリジンズ・ゲームショーで投票が行われ、会期中に大賞が発表される。
連盟の性質上、例年アメリカゲームが多いが、今年は日本発の『ダンジョンオブマンダム』をはじめ外国の作品も含まれている。日本国内では『オルレアン』『世界の七不思議:デュエル』『コードネーム』が日本語版・多言語版で流通している。
【第42回オリジンズ賞ノミネート作品】(ボードゲーム関連のみ)
ボードゲーム部門
・チャンピオンズ・オブ・ミッドガルド(Champions of Midgard / グレイフォックス)
・ラ・グランハ(La Granja / ストロングホールド)
・ニューヨーク1901(New York 1901 / ブルーオレンジ)
・オルレアン(Orleans / TMG)
・スターウォーズ:インペリアル・アッサルト(Star Wars: Imperial Assault / FFG)
カードゲーム部門
・世界の七不思議:デュエル(7 Wonders Duel / ルポ)
・アッシズ・ライズ・オブ・ザ・フェニックスボーン(Ashes Rise of the Phoenixborn / プレッドハット)
・ザ・グリズルド(The Grizzled / クールミニ・オアノット)
・メディーバルアカデミー(Medieval Academy / イエロ)
・ダンジョンオブマンダム(Welcome to the Dungeon / イエロ)
ファミリーゲーム部門
・コードネーム(Codenames / CGE)
・コー・ミックス(Co-Mix / アレス)
・ドードルス(Dohdles! / コスモス)
・フューズ(Fuse / ルネゲード)
・クッキーがほしい(Me Want Cookies / イエロ)
・The Academy of Adventure Gaming & Design:2015 Nominees