陶磁器のボードゲーム展、東京・深川で9月16日から
タイル・陶磁器で作られたボードゲームを鑑賞・体験できる展覧会「陶棋展 ~タイル・陶磁器で作るボードゲームの世界~」が9月16日~25日、東京・深川のどうぶつしょうぎcafé「いっぷく」にて開かれる。半蔵門線「清澄白河」徒歩5分、木金土日12:00~18:00、無料。
アブストラクトゲーム作家であるLOGY GAMESの山本光夫氏が創作20年を記念して開く展覧会。タイル・陶磁器で作られた手作りのボードゲームを10タイトル以上展示し、全て実際にプレイすることもできる。そのほか普及版のゲーム販売もある。
期間中、17日(土)には『YONMOQUE』のトーナメント、最終日の25日(日)には『ACTOP(古代建築賢者の塔)』早建てイベントも行う予定となっている。
会場の「いっぷく」は今年7月にリニューアルオープンした「どうぶつしょうぎ」のイラストレーター藤田麻衣子さんが運営するカフェ。『どうぶつしょうぎ』のほかにもいろいろなボードゲームが遊べる。
パターン認識ゲーム『SETカードゲーム』10月上旬発売
テーブルに並べられた12枚のカードから、図形の形、色、数、塗り方の4パターンについて「要素が全て同じ」または「要素が全て異なる」3枚=「セット」をいち早く見つけ出すゲーム。
見つけた人から「セット!」と宣言。確認して合っていればそのセットを獲得できる。カードを補充して続行し、山札がなくなり、テーブル上のカードでセットが作れなくなったらゲーム終了で、獲得セット数の多い人が勝つ。
「セット」ははじめはすぐ分からない。下の写真を見てみよう。左側の3枚は、形・色・数・塗り方が全て異なるので「セット」である。右側の12枚の中にもセットがあるので探してみよう。2枚が同じで1枚だけ違うのはダメである。実際のゲームではこれを誰よりも早く見つけ出して指摘しなければならない。観察力と共に、冷静であることも求められる。
1988年にアメリカで発売され、メンサセレクト、ゲームズ100、ドイツゲーム賞9位、アラカルトカードゲーム賞4位のほか、玩具関連の受賞も多い。国内ではメビウスゲームズから輸入版が流通していたが、絶版になって久しかった。
ルールは簡単で、プレイ人数も問わず、短時間で遊べる作品だ。
・SET公式サイト