『ビッグシティ:20周年記年版』来夏発売、受注〆切11月8日
オリジナルは1999年、ゴルトジーバー社(ドイツ)から発売された。2007年に50歳で亡くなったデロンシュのデビュー作で、受賞はなかったものの、建物のミニチュアと独特なゲーム展開が受け、絶版になってからも高く評価されてきた。今回、同じ作者の『コンテナ』に続き、マーキュリーゲームズ(アメリカ)がミニチュアコマが1.3倍サイズの豪華版を製作する。
ボード上には番地がついた区画があり、対応するカードを出して建物や公園や工場などを建設し得点していく。種類によって建設条件があり、また好条件の土地はほかのプレイヤーも狙ってくるので、思惑通りになるとは限らない。ミニチュア製の都市が次第に出来上がってくるため、箱庭的な楽しさもある。
これに合わせて、未発表の新たな建築物を加える拡張セットも6500円(税別)で発売される。こちらは7月発売予定。
シュピール’18:エッガートシュピーレ
ゲームデザイン・A.プフィスター、イラスト・C.クイリアムズ、1~4人用、14歳以上、75~150分。
香港が大停電で麻痺している。完全なブラックアウトだ。政府が事態を把握できないでいる間、全ては君たちの活躍にかかっている。日常のどんな些細なことも、電気なしでは大変なことになる。この状況に最もよく対処し、問題を解決できたものが、ブラックアウト後にしかるべき地位が約束される。
わずかに手に入る品物と、さまざまな専門家のネットワークを駆使して、香港の街を混乱から守るを目指す。ブラックアウトを切り抜けるには、仲間をまとめ、それぞれの地域で電力とリソースの調達を復帰させなければならない。しかもライバルにも気をつけよう。
ゲームにはキャンペーンモジュールがついており、5章にわたってプレイすることもできる。
ゲームデザイン・V.ジッリ&F.ブラシーニ、イラスト・C.クイリアムス、2~4人用、14歳以上、90~120分。
大航海時代のポルトガルを舞台にしたダイスドラフトゲーム。日本語版がホビージャパンより8月に発売済み。
→大航海時代のポルトガルで名声を競う『コインブラ』日本語版、8月中旬発売
ゲームデザイン・A.プフィスター、イラスト・A.レーシュ、2~4人用、14歳以上、75~150分。
産業化がどんどん進行し、鉄道を北部や東部に延伸することに焦点が移っている。しかしこの方向で商売を展開するのは厳しい。そのため自身の影響圏を広げ、新しい鉄道網沿線の役に立つ街に小さな支店を作っていこう。
基本ゲームにスムーズに加えられ、戦略性を深める新しい要素が入る。