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写真をトレースして「これ何だ?」『デカルコ』日本語版、5月21日発売

dekalkoJ.jpgアークライトゲームズは5月21日、写真をなぞるお絵描きゲーム『デカルコ フラガとデカドのトレースマスター(Dekalko)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.デカド&R.フラガ、イラスト・、3~6人用、8歳以上、30分、3500円(税別)。
フランスのゲームデザイナーコンビがデザインし、ハッピーバオバブ社(韓国)から昨年発売された作品。スリーブに写真カードを入れてペンでなぞり、写真カードを外して何を描いたか当ててもらう。
写真カードをスリーブから取り出すとあら不思議。慌ててなぞった絵は「えぇ、どうしてこうなったの?!」「そんなのわからないよ!」とプレイヤーは混乱させるばかり。さあ、特徴的な部分を描き出して当ててもらうことはできるだろうか。
早く描きあげるほど、当ててもらったときの得点も高くなるので、手早く描きあげたいところだが、急ぎすぎると何を描いたか分からなくなってしまう。絵が苦手でも安心して楽しめるが、どこをなぞるかセンスが問われるお手軽なお絵描きゲームだ。
内容物:写真カード 100枚(両面仕様)、カードスリーブ 6枚、台紙カード 6枚、ペン 6本、スポンジ 6個、得点ボード 1枚、ルール説明書 1冊(カードサイズ:136mm×136mm)

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アンケート:同居家族とボードゲームする機会


新型コロナウィルスの感染拡大による臨時休校や外出自粛により、自宅にいる時間が増えている昨今、ボードゲームカフェは休業、ボードゲームサークルは会場閉鎖でホビーボードゲーマーにとっては厳しいときが続いている。一方、国内外でボードゲームの売上が増加しているというニュースが入ってくる。購入したボードゲームを遊ぶとすれば、ごくごく親しい友人や家族をおいて他にない。
アンケートでは、同居家族なしと回答した方が22%で、近年の単独世帯割合27%よりやや少ないが、これは回答者の偏りもあるだろう。同居家族がいる場合を100%とすると、以前より「増えた」という方が25%、「減った」が13%、「変わらない」が62%となる。「増えた」という方が4分の1いるのは、自宅にいる時間が増えたことが多かれ少なかれ一因となっているのではないか。
「変わらない」と答えた6割以上の方には、これはもともと遊んでいて今も遊んでいるというケースと、もともと遊んでいなくて今も遊んでいないというケースがあるだろう。後者は工夫次第でつきあってもらえるかもしれない。
拙著『ボードゲームワールド』の巻末トークで、テンデイズゲームズのタナカマ店長が「長く続けるコツは、環境が変わったらすり合わせたり、スタイルを変えて付き合っていくことなんじゃないですかね」と語っている(137ページ)。一足飛びに『テラフォーミング・マーズ』を遊ぶのではなく、20~30分程度のゲームを出してカジュアルに遊んでみてはいかがだろうか。
延々遊んでいられるカードゲーム『ラマ』(2~6人用/8歳以上/20分/1500円)、美味しそうな見た目で遊びたくなる『もっとホイップを』(2~5人用/8歳以上/20分/2000円)、おしゃれな『ファフニル』(2~4人用/9歳以上/20分/2200円)あたりが当サイトからのオススメだ。