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サハラ(Sahara)

砂漠は一寸先が闇 アラビア語で砂漠を意味する「サハラ」。このタイトルを冠したゲームは、データベースで3タイトルほど確認できるが、その中で一番古い1970年の作品。ラクダに荷物を積んで、オアシスに届けるレースゲームで、本当に荷物コマを載せられるラクダコマが目を引く。 2つの目的地に、それぞれ1個ずつ荷…

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ストリームス(Streams)

このマスに書いていれば…! ルールを聞くと「それって『ビンゴ』じゃないの?」と思うほど簡単である。ランダムに番号が発表されるのを、ただ自分のシートのマスに書きこんでいくだけ。全部埋まったら得点計算で、うまく並んでいるほど高得点になる。何人でも、何十人でも遊べる。時間もあまりかからず、2ゲーム、3ゲー…

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ストラスブール(Strasbourg)

ギルドの出世は最小コストで フランス北東部の都市を舞台に、中世のギルドに影響力を使って出世するボードゲーム。フリークに人気のS.フェルトの作品で、今年の年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた。舞台はフランスだが、カードの数比べによるアクション獲得と、ゲーム終了時の秘密ボーナスという、ドイツゲー…

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セイ・エニシング(Say Anything)

一発ネタも裏をかいて お題カードの質問に皆で答えて、親がどの答えを選びそうか予想するコミュニケーションゲーム。写真は「宝くじで100万ドル当たったら?」への回答。見事にかぶってしまっている。親が「ドライマギア買収」を選ぶとは、誰が予想しただろうか? あくまでも選ぶのは親なので、親の性格を読んで気に入…

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スピーチ(Speech)

「チーズの質は何で決まる?」「ニオイでしょう」 めくったイラストに合わせて即興で話をするフランスの缶入りカードゲーム。『キャット&チョコレート』に近いが、いろいろなゲームモードでバラエティに富んでいる。 3チームに分かれ、2チームが対戦、1チームが審判となる。4つのゲームモードから毎回1つを選んで、…

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スマイリーフェイス(Smiley Face)

大どんでん返し! フランスのデザイナーコンビが昨秋に発表し、アークライトから日本語版が発売されたカードゲーム。お手頃な値段ながら、妙に大きい箱のせいか、インパクトのないイラストのせいか、あるいは多めのプレイ人数設定のせいか苦戦している模様である。そういうゲームこそかえって興味が出るもので、ようやく念…

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捧げ物(Offrandes)

生贄で神々を喜ばせる 古代ギリシャを舞台に、7つのパラメータを上げながら、神々に捧げ物をして崇拝ポイントを競うフランスのボードゲーム。7つのパラメータは密接に関係しており、これを上げる独特の競りシステムがゲームを熱くする。 盤上にいる7つのキャラクター。それぞれのところにある自分のコマを上げることで…

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紫禁城(Die verbotene Stadt)

禁を犯して衣装集め 「紫微垣」という天帝の住処として、人間が立ち入ることを禁じられた「紫禁城」。しかし皇帝の力は弱まり、結婚式用の衣装が盗まれてしまった。宦官を使って部屋を移動し、衣装をたくさん集めよう。1992年、ドイツ年間ゲーム大賞候補作品。 宦官は帽子と服が色分けされており、各自のボードで密か…

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セティ(Seti)

すれ違いざまの攻防 今回、くさのまさんと30年ほど前のアブストラクトゲームをいくつか続けて遊んだが、その中で一番だったのがこのゲームである。細長い道を、バックギャモンのようにすれ違って、相手より早くゴールに着くゲーム。1979年、第1回目のドイツ年間ゲーム大賞で美術賞を獲得した。 スタートラインにフ…

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スカリノ(Scalino)

重ねずにつなげる 長さの異なる積み木をピラミッド状に重ねて、最終的に上から見て自分の色が多くつながっているようにするゲーム。『ブロックス3D(ルミ)』の元祖ともいうべき作品で、1988年にドイツ年間ゲーム大賞の候補に選ばれている。タイトルはイタリア語で「(階段の)段」の意。 ずっしりと重い木製のコマ…