月: 2009年12月
2009年の統計
今年の当サイトの統計情報は以下の通りです(Google Analyticsと、Yahoo!アクセス解析に基づく)。 【ページビュー:トップページの閲覧回数】 300,996回(1日平均825回) 【ユニークユーザー:1年間に見に来た人の数】 25,989人(1日平均71人) 【参照元:どのサイトのリ…
ゲームから人へ
たくさんのボードゲームを遊ぶのは、プラトンのイデアのように、面白いゲームを求め続けてのことであるが、逆説的に、遊べば遊ぶほど、面白いと思えるゲームの割合が減ってくるのではないかとこの頃思うことがある。 ボードゲームを本格的に遊び始めたのは大学4年の頃である。オーケストラの練習が終わってから、亀有のア…
イラスト募集中(Einfalls-Pinsel)
強硬な意見がブラフに ゲーム内容はこちら。絵を描くゲームというと不得意だからと尻込みする方も多いが、上手である必要は全くない。それどころか、何を描きたかったのか分からないくらい下手なほうがむしろよい。今回もたくさんの名作が登場して笑わせた。 みんなが描いたイラストを、ランダムに3枚ずつ出し、広告のコ…
ひつじのショーン:ヒツジ集まれ(Shaun das Schaf)
ヒツジを愛でるヒマはない 日本でも放映されたクレイアニメ『ひつじのショーン』。日本にも『ひつじのショーン バランスゲーム』や『ひつじのショーン ボーリングゲーム』などアクションゲームあるが、ドイツで製品化されたゲームはもう少し手が込んでいる。これなんか何気にドーラの作品ですよ? カードゲームである『…
『ドイツゲームでしょう!』補足版
拙著『ドイツゲームでしょう!』の2009年度の受賞作品を紹介した補足版が、グランペールのホームページにて、PDFデータで公開されました。ダウンロードしてお読み頂ければ幸いです。なお、印刷したものを今年のテーブルゲームフェスティバルで配布し、約350枚ほど用意した分は全てなくなっております。 『ドイツ…
スープキッチン(Suppenküche)
オレのジャガイモが! 競りで3種類の野菜を集めるフランスのカードゲーム。『リズム&ボール』や『ロボットマスター』といった缶箱入りの手軽なカードゲームを数多く出しているカクテルゲームズがオリジナルだが、フッターからドイツ語版も発売されている。カクテルゲームズが輸出に積極的でないらしく、日本ではなかなか…
権力闘争(Power Struggle)
この会社はもう終わってる 会社を舞台に、ポストと特権をめぐって仁義なき戦いを繰り広げるボードゲーム。作者名は伏せられているが、エッガートシュピーレの人に聞いたら、自分が勤めている会社の実話に基づいて作っているので明かせないのだという。今、アメリカの資本主義に飲み込まれつつあるドイツらしく、エリア・マ…
ハバナ(Havana)
先手番か、大効果か 『キューバ』の発売から2年、エッガートシュピーレはその簡易版(といってもほとんど別ゲームだが)を発売した。デザイナーはこのところコミュニケーションゲームが多かったシュタウペ。『キューバ』のエッセンスを取り出し、短時間で濃密に遊べるゲームに仕立て上げている。 目標は資材・お金・労働…
インタラクションはもう古い?
今年のエッセンでは、多くのワーカープレイスメントゲームが人気を集めた。『ヴァスコダガマ』『エジツィア』『カーソンシティ』『オペラ』『ダンジョンロード』など、こんなに出てはこのシステムも使い古されるのではないかと心配になるほどの勢いである。 ワーカープレイスメントの元祖は『ケイラス』だとされているが、…
ホームパーティで遊ぶのにぴったりなゲーム
当サイトで紹介しているゲームは知名度が低い。gooランキングで「ホームパーティでみんなで遊ぶにはぴったりなゲーム」を聞いたところ、1位が『ウノ』、2位トランプ、3位『人生ゲーム』、4位Wii、5位『ジェンガ』という結果になったという。アナログゲームがまだWiiを上回っているのは嬉しいことだが、比較的…