オーストリアゲーム賞2021に『フラインゴブリン』
今年21回目を迎えるオーストリアゲーム賞は、選考委員が予め候補作を絞り込み、最終的にゲーム経験の少ない一般人に遊んでもらってその評価で決めている。コアな愛好者が選ぶことが多いゲーム賞の中で、広く遊びやすい作品を選んでおり、ドイツ語圏のショップではドイツ年間ゲーム大賞に次いで影響力の大きい賞とされる。直近の受賞作は『イスタンブール:ダイスゲーム』『クマ牧場』『スマート10』。
部門賞は以下の通り。昨年まで各部門で「ヒットゲーム」が3~4タイトル挙げられていたが、今年は1タイトルに絞られている。
【オーストリアゲーム賞2021】(太字は日本語版あり)
大賞「シュピール・デア・シュピーレ」
フラインゴブリン(Flyin’ Goblin / C.ルブラ&T.リヴィエール / イエロ)
キッズ部門ヒット
ストーリーテイラー(Fabelwelten / W.フォー&M.フォー / ライフスタイル+アスモデ)
ファミリー部門ヒット
ローリングダイス(Rolling Dice / P.ヴィヒマン&A.ヴェアシュタイン&K.H.シュミール&K.ツォッホ / アバクス)
フレンド部門ヒット
ミクロマクロ・クライムシティ(Micro Macro Crime City / J.ジッヒほか / シュピールヴィーゼ)
フリーク部門ヒット
2491プラネットシップ(2491 Planetship / A.S.ララ / メボゲームズ+ハイデルベア)
カードゲーム部門ヒット
ジンクス(Jinx / K.アルテンブルガー / ピアトニク)
トレンド部門ヒット
ブレイクイン・アリーナ51(Break In Arena 51 / D.ヤコス / シュミット)
・Österreichischer Spielepreis:Die ausgezeichneten Spiele 2021
北海道限定『どさんこボブジテン』8月1日発売
カタカナ語を使わずにカタカナ語を説明して当ててもらうカードゲームシリーズ。札幌を拠点にするクラグラが、4月に発売された『ちきゅうのボブジテン』に続いて製作販売する。
北海道の多くの企業・団体が協力し、「エスカロップ」「ユーカラ」「アンヌプリ」など北海道民なら一度は聞いたことがある単語を216語収録している。北海道愛がたっぷり詰まった一作。