東京春日にボードゲームスペース「ボドロッカ」8月1日オープン【2023年12月閉業】
「ボードゲームやろっか!」に六角形を組合せた店名。店主のふろんちあ氏が、コロナ禍でIT企業で退職勧奨となったことから、ボードゲームカフェでのスタッフ経験を活かして開店した。
32席(緊急事態宣言中は20席)でキッズゲームからBGG上位の重量級まで約300種類のボードゲームが遊べるほか、クトゥルフを中心にTRPGも用意。MARCOのゲーミングテーブルが2台あり、場所を取るゲーマーズゲームも快適に楽しめる。飲み物はペットボトルのみの提供で、飲食の持ち込みは自由。
特に力を入れているのがカタンの島をイメージしたキッズスペースで、靴を脱いであがるカーペット敷きのフロアに、オムツ交換台も設置。コロナの影響で孤独な環境で子育てしている方に、親と子、親子と親子の社交場になることを目指す。緊急事態宣言が明けたら、親子向けのボードゲームイベントを開催予定だという。
料金は1時間500円(1日最大3000円)。学割あり。キッズは保護者1名につき小学生以下1名まで+500円。
ボドロッカ
東京都文京区本郷4-24-5 春日ビル7階/TEL:090-1134-0304
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オークション&エンジンビルド『ファーナス』日本語版発売
オリジナルはホビーワールド(ロシア)から今年発売される最新作。デザイナーは『スマートフォン株式会社』のラシン。19世紀ロシアの資本家となって資産を稼ぐオークション&エンジンビルドゲームだ。
6~8枚の企業カードが並べられ、順番に1枚ずつ手持ちの資本ディスクをいずれかのカードに置いてビッドする。資本ディスクは1~4しかなく、企業カード1枚につき1人1枚まで、前にビッドしたものと同じ数値は不可というルールによってオークションが長引かない工夫がなされている。
全員が手持ちの資本ディスクをすべて置いたら、カードごとに一番高い資本ディスクをビッドしたプレイヤーが落札。オークションで負けても、ビッドに応じた資源を獲得したり交換したりできる。そのためあえて弱いビッドを出して資源を取りに行くという選択肢もある。
次に新たに獲得した分を含め、手持ちの企業カードで資源を入手したりお金に変換したりする。再びオークションに戻って第2ラウンド。4ラウンドで獲得したお金の合計を競う。
最初から持っている「資本家カード」はオークションでそれぞれ固有の能力をもっており、それを活かした戦略が生まれる。また企業カードはグレードアップすることもでき、それも踏まえてうまくコンボを組めるかでリプレイ性にもつながる。リソースマネージメントの要素もあり、中量級で奥の深いユーロスタイルゲームだ。
内容物:企業カード 36枚、スタートアップカード 5枚、資本家カード 5枚、資本ディスク 17枚、石炭 40個、鉄 20個、オイル 15個、x倍トークン 4枚、スタートプレイヤートークン 1個、プレイヤートークン 4枚、改良トークン 12枚、お金トークン 61枚、ラウンドカウンター 1組、ダイス 1個、説明書 1部
ファーナス(ホビーワールド+JELLY JELLYゲームズ, 2021) pic.twitter.com/3hrBrIIqsD
— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) September 13, 2021