宇宙船はどこまで飛んだ?『コンタクト!』日本語版、9月9日発売
未知の生命から送られる指示を頼りに、宇宙を飛び回る協力型伝達ゲーム。2020年春にニュルンベルガー・シュピールカルテン出版から発売された。作者はベンドルフで、同社から『ザ・ゲーム』『クイックス』『お花見』などをリリースしている。
テーブル上に惑星チップをランダムに広げ、指示役(人類とは異なる「何者か」)のプレイヤーに今回の目標惑星がカードで指示される。指示役はテーブルに手を置き、テーブルからちょっと離して、テーブルを叩く。この離している時間が飛行時間ということになり、この時間をもとにほかのプレイヤー(宇宙船の乗務員)はどの惑星に向かっているかを推理する。
宇宙船は直線でしか移動できないことになており、いくつかの惑星を経由することもある。正解すれば次の惑星にチャレンジし。外れれば燃料を失う。こうして指示薬を交替しながら、燃料が切れる前に12の惑星をめぐることができれば全員の勝利となる。
同社から発売されている『ザ・マインド』『ぼくらロボたん』の系統で、以心伝心で間を感じるゲーム。未知の生命との遭遇をめざして宇宙を探検しよう。
内容物:星タイル 24枚、宇宙船コマ 1隻、燃料タンク 6個、惑星カード 18枚、お助けカード 3枚、シグナルカード 12枚、ルール説明書 1冊、(※カードサイズ:59mm×91mm)
コンタクト!(Contact, S.ベンドルフ, NSV, 2020)
『ザ・マインド』的な無言コミュニケーションゲーム。テーブルから手を離している時間の長さで、ロケットがどの惑星まで飛んだかを伝えて当ててもらう。別の惑星を経由することもあり、タタンタンみたいにリズミカルに伝えると伝わりやすい pic.twitter.com/1in69lRsnZ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 12, 2022
奇想天外な拡張『こねこばくはつ:こねこばくしゅく』日本語版、8月下旬発売
キックスターターで900万ドル(10億円)を集めて製品化されたカードゲームの第1拡張セット。オリジナルは2016年に発売された。シュールなイラストはそのままに、6人まで遊べるようになるほか、奇想天外な効果のカードが加えられる。
山札のどこにあるのかバレバレな《こねこばくしゅく》カード、パンダやサメやハムスター、ケモジャーメイド(体毛がちょっと目立つマーメイド)、人間様サイズの方向指示器「はずかしめカラー(大きなエリザベスカラー)」が加わり、一層混沌になるだろう。
内容物:OATMEAL氏のイラスト入り新カード20枚、基本セットで6人まで遊べるようにする拡張カード1枚、人間様サイズの方向指示器「はずかしめカラー」