ギャグ漫画とコラボ『日常ツッコミかるた』発売
『月刊少年エース』で連載されていたギャグ漫画『日常』(あらゐけいいち)とのコラボ作品。与えられたトークテーマをもとに繰り広げられる会話の中で、ボケたプレイヤーに対して『日常』に登場するセリフが書かれた手札を使って的確なツッコミを入れることでポイントを競い合う。
2チームに分かれ、山札の一番上に書かれている「トークテーマ」についてトークをし、誰かがボケたタイミングでまわりに並べたツッコミカードから一番適切なものを取り、ツッコミを入れる。先に10ポイント分のツッコミを入れ、「もういいよ!」を宣言できたチームが勝利となる。
『ツッコミかるた』は同社がゲームマーケット2017秋に発表し、ロングセラーとなっているカードゲーム。Youtubeでも数多く取り上げられている。
内容物:ツッコミカード 50枚(表面にツッコミ、裏面にトークテーマ)、ルールブック 1冊
©Keiichi Arawi
チップを投げ入れて鉄板焼を作る『ヒバチ』日本語版発売
スパイスを集めてブレンドするアクションゲーム『サフラニート』(2010、ツォッホ社)のリメイク。グレイルゲームズ(オーストラリア)がキックスターターを経て今年発売した。テーマはインドから和食の鉄板焼レストランに変わり、日本人には親しみやすくなっている。
順番にポーカーチップを盤外から投げ入れ、着地したところの食材(肉、椎茸、魚、玉ねぎ、ごはん、そば、エビ、卵、ブロッコリー(!))を売買できる。必要な食材にうまくポーカーチップを投げ入れられるかという、手先の器用さが試される。
またポーカーチップには金額が書いてあり、金額の多い順に購入できるが、購入金額はみんなの合計になるため、高すぎて買えなくなることも。不必要な食材の値段を上げて売却し、その利益で必要な素材を安く購入するというやりくりも問われる。必要な素材を3枚集めるとレシピを完成でき、最初に規定数完成させたプレイヤーが勝者。
素材を1枚無料でもらえるなどの追加アクションができるスペースもあり、そこも狙っていきたいところだが、人気の高いスペースはほかのプレイヤーのポーカーチップにはじき出される恐れもある。一投一投にドラマが巻き起こる作品だ。
ヒバチ(グレイルゲームズ, 2021) pic.twitter.com/XjJCCKvuSe
— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) August 9, 2021