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高さを変えてコネクション『おじゃまっシー』日本語版、8月26日発売

テンデイズゲームズは8月26日、『おじゃまっシー(Block Ness)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・L.エスコフィエ、イラスト・D.ブレトン&S.ドゥシ、2~4人用、8歳以上、15~20分、4290円(税込)。

狭いボードで、お互い邪魔しつつでできるだけ長い怪獣を作るコネクションゲームだ。オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から今年発売された。

頭と尻尾をつけた一本のパーツからスタート。順番に自分のストックから怪獣パーツを取り、頭か尻尾のあるマスの隣にパーツを配置して怪獣を延ばしていく。頭も尻尾も周囲が他プレイヤーの怪獣やボードの端によって塞がれ、それ以上延ばすことができなくなったら脱落。置けるだけ置いて、ストックのパーツが最も少ない(怪獣が最も長い)プレイヤーが勝者となる。

パーツは高さが3段階あり、自分や他の怪獣のパーツをまたぐように越えることができる。しかし下をくぐったり、頭の上を超えたりすることはできない。それも踏まえてどの方向にどのように延ばすか、運の要素はないがプレイヤー間の駆け引きが繰り広げられる。

テンデイズゲームズ:おじゃまっシー 日本語版

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シュピール’21:ディーププリントゲームズ

腐食(Corrosion)
ゲームデザイン・S.バウアー、イラスト・D.ローハウゼン、1~4人用、12歳以上、60~120分。
古い工場で錆びていく機械を管理しながらさまざまな製品を生産するエンジンビルドゲーム。デザイナーは新人でデビュー作。

各自、自分の工場ボードとエンジニアカードをもってスタート。手番にはエンジニアカードをプレイして新しいエンジニアを獲得したり、工場設備を増やしたりするか、工場を稼働させる。工場を稼働させるたびに機械が劣化し、最後は廃棄しなければならない。どんどん入れ替わっていく設備のコンボを考えるだけでなく、腐食しないクロム加工の機械を増強して、安定した生産を目指す。

工場では水蒸気で大中小の歯車を作り、歯車を勝利点にする。特定の設備で獲得できる特別勝利点マーカーや条件ボーナスカードが3枚以下になったらゲーム終了で、ゲーム中に生産した勝利点、設備の勝利点、条件ボーナスカードの勝利点の合計で勝敗を決める。

サバンナパーク(Savannah Park)
ゲームデザイン・M.キースリング&W.クラマー、イラスト・A.ヘラー、1~4人用、8歳以上、20~40分。
アフリカの公園で動物を集め、住みよい環境を作るパズルゲーム。同社でキースリングとクラマーのコンビ作品は『リネイチャー』に続き2年連続。

各自、プレイヤーボードにランダムに動物タイルを並べてスタート。手番プレイヤーが指定した動物タイルを全員が取り、空きマスに移動して裏返す。これを繰り返して全部の動物タイルの移動が終わったらゲーム終了で得点計算。

動物タイルは1~3匹の動物が描かれており、茂み1つのマスに隣接する1匹の動物タイル、茂み2つに隣接する2匹の動物タイル、茂み3つに隣接する3匹の動物タイルが得点。さらに、動物の移動でつぶさなかった草と木、動物ごとに連続している頭数×そこにある水場が得点になる。木や茂みの位置を変えるルール、追加ボーナスのあるライオン入りルール、キッズ向けルール、ソロルールあり。