Posted in 海外ニュース

アメリカで「カタンビール」のサブスクサービス

カタンスタジオ(アメリカ)は、アメリカ・ヴァージニア州のビール会社チャンピオン・ブルーイングと提携して、『カタン』をテーマにしたビールを発売する。アメリカ国内限定の会員制で、1ヶ月50ドルで毎月1ケース24本が届く仕組み。

コロナ禍で大打撃を受けたニューヨーク近辺の飲食業を、サブスクリプション(定額会員制)で支援するプロジェクト「Table22」での商品化。「チャンピオン×カタンコレクション」と名付けられたこのシリーズは、カタンの地形に沿って、麦畑の白ビール、牧草地のライ麦ビール、鉱山の黒ビール、森林のIPA、丘陵地のアンバーエールなどが予定されている。

カタンをテーマにしたビールは、以前にもデンマークで”Trade, Build, Drink”と書かれたものが発売されたことがあったが、許可を得ていなかったため、このビールが初めての公式ライセンスビールとなる。

日本からは直接入手できないが、当サイトのツイートには「小麦いくつで交換できるんだろ」「おつまみに羊肉を木の串で串焼きにして土を練って焼いた皿に盛り鉄のフォークでどうだ」「麦を産出するごとに一杯やれるルールで遊びたい」などといったコメントが寄せられている。

カタンではないが昨年秋、JELLY JELLY CAFEの白坂氏が企画した「ボードゲームビール」がサッポロビールから発売されている。

Champion Beverage Club feat. CATAN Beer Series

Posted in 日本語版リリース

『ザ・キー:ラッキーラマランドの妨害工作』日本語版、9月24日発売

すごろくやは4月10日、『ザ・キー:ラッキーラマランドの妨害工作(The Key: Sabotage im Lucky Llama Land)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.シング、イラスト・T.グルービング、1~4人用、8歳以上、20分、4180円(税込)。

ザ・キー:岸壁荘の盗難事件』『ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件』に続く、ハバ社(ドイツ)による推理ゲーム第3弾。オリジナルは2020年に発売され、今年のドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに入った。机の上に散らばるカードを早取りして断片的な目撃証言や証拠品を集め、テーマパークで起こったアトラクション同時故障未遂事件の真相を推理する。

「捜査開始!」の合図で、全員同時に真相究明の手掛かりになりそうなものを探して1枚ずつ確保していく。カードには「50歳未満の人物が使ったのは赤いペンチ」「ジェットコースターでの犯行は、バンパーカーより前」などの断片的な情報が書かれてあり、自分の手元の推理ボードに書き込んで真相究明の4要素〈犯人〉〈犯行日時〉〈犯行現場〉〈道具〉の正しい組み合わせを導く。

全員が捜査を終えたら、解決ボードと鍵を使って答え合わせ。正解だった人のうち、カードの〈有益情報度合い〉の合計が一番少なかった(より少ない手掛かりで真相にたどりついた)プレイヤーが勝利する。

難易度は第一作の『岸壁荘の盗難事件』と同じだが、靴裏から靴型を判定するためのミラーカードや、ショーのチケットの組み合わせがわかるタイムスケジュールなど、手間のかかる読み取りが追加される。事件の真相は何パターンかあってゲームごとに変わるため、繰り返し遊ぶことができる。

内容物:分析スクリーン 4枚、調査手帳 4冊、解決ボード 1枚、拭き取り付きマーカー 4本、木製の鍵 9本、ミラーカード 1枚、カード 190枚

すごろくや:ザ・キー:ラッキーラマランドの妨害工作