古代エジプトでワニの湿原を開拓『ファイユーム』日本語版、2月24日発売
オリジナルは2020年、2Fシュピーレ(ドイツ)から発売された。紀元前2000年のエジプトを舞台に、ファラオから使命を受けた参謀の一人として、ワニが生息する大湿地帯ファイユームを農地化する。
手番にはカードプレイによってワニを追い払い、作物の収穫を指示し、集落を作り、名声ポイントを得ていく。場から新しいカードを購入してデッキを構築していくが、プレイしたカードは順番に重ねられ、手札に戻すときは最後にプレイしたカードからという仕組みでコンボを狙いやすくし、戦略性をもたせている。
カードの購入には『電力会社』でも用いられたダッチオークションが用いられ、場に出たばかりのカードは高く、安いカードが買われるにつれて安くなっていく。変化する盤面の状況に合わせて、他のプレイヤーよりも一手先を取っていこう。
ゲーム盤上に配置された集落や労働者は共有財産で、すべてのプレイヤーが利用できるのも特徴。盤面をコントロールし、カード効果をうまく組み合わせて大量得点を狙おう。場札の補充で自然災害カードが4枚出たら手札の補充ができなくなり、できる限りのプレイをしてゲーム終了。ゲーム中のアクションで獲得した名声ポイントの合計を競う。
ソロモードでは自己最高得点の更新を目指したり、ファイユームの発展計画を調整していくキャンペーンも入っている。
内容物:ゲーム盤 1枚、50/100名声トークン 5枚、値引トークン 4枚、貨幣トークン(1ゴールド 26枚、5ゴールド 10枚、10ゴールド 5枚)、ルール説明書 1冊、リファレンス 1冊、名声マーカー 5個、集落 16個、街 8個、工房 10個、増築 5個、道路 40本、橋 4本、橋(大) 2本、労働者 30人、小麦 20個、ブドウ 20個、石材 20個、魚 10個、バラ 12個、建材 15個、宮殿 2個、ワニ 38匹、管理アクション早見表カード 12枚、初期カード 25枚、ゲームカード 69枚
(写真は海外版)
ゲームマーケット2022大阪が開催中止
2020年は大阪と春が中止になったゲームマーケット。秋から復活して、厳重な感染防止対策のもと2021年は大阪、春、秋と完全開催されていた。しかし年明けからのオミクロン変異株の急拡大により、大阪府が国に「まん延防止等重点措置」の要請を行うことを発表。これを承けて安全面から、やむを得ず中止されることになった。
頒布予定だった作品は今後、通販や即売会などでの頒布が模索されることになる。ゲームマーケット事務局でも「なんらかの救済措置を用意できないか」検討しており、今月末に発表される予定。
4月23・24日に東京ビッグサイトで開催予定のゲームマーケット2022春は今のところ開催予定で、二次募集(日曜日のみ)は21日からスタートする。
ゲームマーケット公式:ゲームマーケット2022大阪 開催自粛のお知らせ
TGIW:ゲームマーケット2020大阪、新型コロナウィルスで中止