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アラカルトカードゲーム賞2021に『ファンタジー・レルムズ』

ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は14日、シュピール’21会期中にアラカルト・カードゲーム賞2021を発表した。識者の投票によって、『ファンタジー・レルムズ(Fantastische Reiche)』が1位に選ばれた。

『ファンタジー・レルムズ』は、ウィズキッズ社(アメリカ)から発売されたコンボ系カードゲームで、ドイツ語版はストローマンゲームズから発売され、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞7位入賞を果たしている。7枚の手札を入れ替え、それぞれ効果の組み合わせで勝利点を競う20分ぐらいのゲームだ。日本語版が発売されているが、現在品薄となっている。

2位は昨年の1位『ザ・クルー』の続編『深海に眠る遺跡』、3位には野菜集めゲーム『ポイントサラダ』が入った。4位以下は次の通り。

【アラカルトカードゲーム賞2021】
1位:ファンタジー・レルムズ(Fantastische Reiche / B.グラスコ / ストローマン)
2位:ザ・クルー:深海に眠る遺跡(Die Crew: Mission Tiefsee / T.シング / コスモス)
3位:ポイントサラダ(Punktesalat / M.ジョンソンほか / AEG+ペガサス)
4位:第七大陸(The 7th Continent / L.ルディ&B.ソテール / シリアスパルプ+ペガサス)
5位:リフトフォース(Riftforce / C.ボルトリーニ / モアタイムズゲームズ+アスモデ)
6位:ワイルドスペース(Wildes Weltall / J.トーメ / ボードゲームサーカス)
7位:フォックスインザフォレスト(The Fox in the Forest / J.ブアゲル / フォックストロットゲームズ&レネゲード)
8位:コンプロマート(Kompromat / R.フィッシャー&A.ポーター / ヘルヴェティク)
9位:スピリッツオブザワイルド(Spirits of the Wild / N.ヘイス / マテル)
10位:幽霊アルファベット(Spukstaben / M.ドレスラー / NSV)

À la Carte – Der Kartenspielpreis 

フェアプレイブース前で行われた授賞式の様子

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絶叫系サバイバルゲーム『シャークインパクト』11月18日発売

アークライトゲームズは11月18日、『シャークインパクト』を発売する。ゲームデザイン・後藤佑介、イラスト・藤原ひさし、3~8人用、8歳以上(PG8+)、10~15分、2530円(税込)。

架空のオリジナルサメ映画『シャークインパクト』をテーマにしたパーティーカードゲーム。プレイヤーは映画の登場人物となり、襲い来るサメから生き残ることを目指す。どこにいるかわからないサメを、プレイヤーが上げる悲鳴を頼りに予測して自分から遠ざけよう。

配られた手札にサメカードがあるプレイヤーが悲鳴を上げて、そのプレイヤーからゲームを始める。手番にはアクションカードを1枚プレイし、4枚になるまで補充して次の人へ。アクションカードの効果で、サメカードを押し付け合うが、山札から新しいサメカードが加わっていく。

山札から「DANGER」カードが4枚出たらゲーム終了で、サメを持っていなければ勝利。隣のプレイヤーまで食べてしまうサメもおり、最悪全員敗北になることもあって、最後まで気が抜けない。

世界観設定は「日本サメ映画学会」のサメ映画ルーキー氏をはじめ学会員が協力。サメ映画あるあるを多く盛り込み、サメ映画ファンから、サメ映画を知らない方々にも楽しめる。ゲームマーケット2021秋では『シャークインパクト』の特設コーナーが設置される。日本サメ映画学会による考察展示とともに、特設フォトスポットやゲーム体験コーナーなども実施予定。

内容物:説明書 1枚、カード 49枚(88㎜×63㎜)、初回特典プロモーションカード「ドッグシャーク」:1枚(88㎜×63㎜)

アークライトゲームズ:シャークインパクト