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『テケン:セトの時代』日本語版、12月18日発売

テンデイズゲームズは12月18日、『テケン:セトの時代(Tekhenu: Time of Seth)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.タッシーニ&D.トゥルチ、イラスト・J.ファイタノウスキ&Z.ウンゲルター&A.ザワダ、1~4人用、12才以上、60~120分、4730円(税込)。プレイするためには基本セット『テケン:太陽のオベリスク』が必要。

古代エジプトを舞台にしたダイスドラフトゲームの拡張セットで、ボード&ダイス社(ポーランド)から今年発売された。争いの神セトの命により、強大なヒッタイト帝国や自国を脅かす近隣の国々に戦争を仕掛ける。

新しいダイスで兵士を招集し、追加されるボードで近隣の土地を征服してゲーム内の利益を得たり、新たな得点源を作ったりできる。しかし征服には代償がつきもので、戦争が増えれば増えるほど、内務とのバランスが複雑になっていく。神官を集めてアーティファクトを支配し、さまざまな特殊効果が得られる。

2人プレイ用の上級ルールも用意。オベリスクの日時計をさらに深く楽しめる作品となっている。

テンデイズゲームズ:テケン:拡張 セトの時代 日本語版

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スチームパンクの拡大生産『ファクトリア』、拡張『禁断の歩み人たち』と共に12月10日発売

サニーバードは12月10日、『ファクトリア』を一般発売する。ゲームデザイン&アートワーク・赤瀬よぐ、2~6人用、10才以上、45分、4950円。またこれに合わせて拡張セット『ファクトリア:禁断の歩み人たち』も発売される。2~6人用、10才以上、70分、2178円(税込)。

オリジナルはよぐゲームズからゲームマーケット2019大阪で発売された作品で、約2000人が1200万円以上を出資したキックスターターを経て、拡張セットと同時発売されることになった。スチームパンク世界を舞台にした拡大再生産ボードゲーム。

プレイヤー人数分ならんだ工場から、使いたいものを一斉に選択し、それぞれの工場で歯車、鍵、眼鏡など「遺物」の入手や変換を行う。他のプレイヤーと同じ工場を選んでいたら追加の遺物をもらい、選んだのが自分だけだったらその工場を改良して変換の組み合わせをグレードアップできる。

こうして手に入れた遺物を市場で売却し、100G以上集めたら勝利。セット売却でボーナスがつくので上手に集めたい。お金を支払ってさまざまな永続効果が得られる技術書にどれくらい注ぎ込むかも戦略性が試される。工場の改良に伴い、次第に高級な「遺物」が主流になっていく流れを読んで一歩先行くアクションをしていこう。

今回の2021年版では6人までプレイできるようになったほか、ゲーム中1度だけ使える特殊効果をもった「職業カード」(選択ルールと)、指示に従いながらゲームを進めるとルールが理解できるチュートリアルが付属する。作者公認の1人用ルールはTwitterで公開されている

拡張セット『禁断の歩み人たち』は今回初登場。さらにレベルの高い遺物や禁断の技術書が登場し、1000G集めることを目指す。ゲームを有利に進める「伝説の歯車」が工場でバッティングするたびにプレイヤー間を行き来して、ゲーム展開に変化をもたせる。