2017年に創業し、『ミュージアム』『ドミネーション』『ラリーマンGT』『タイタン』などを拡張セットシリーズで発表。『エンサイクロペディア』は日本語版が発売されている。
ホーリーグレイルズの発表によれば、2020年のコロナ禍以降、生産スケジュールの停滞と輸送コストの上昇により収益が悪化。資金募集から配送までタイムラグのあるキックスターターを使っていたため、コスト上昇分を価格に転嫁できず、自社で負担しなければならなくなっていた。
さらに2022年、配送センターの不手際により遅延や誤送が発生。キックスターター出資者からの苦情が多く寄せられ、評判も落ちる中、支払いに充てる収益が入らず、破産申請を余儀なくされることになった。
最新のキックスタータープロジェクトで1000人が出資した『コパン:ダイイングシティ』はリリースされない。『エンサイクロペディア』日本語版は昨年12月に発売されており、影響はない模様だ。