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東京水道橋にボードゲームカフェ「アソビバとマナビバ」7月2日オープン

東京・水道橋に7月2日、ボードゲームカフェ「アソビバとマナビバ」がオープンする。水道橋駅徒歩1分、10:00~23:30、不定休。

平日は簿記・TOEIC・金融・不動産系の資格取得のサポートが受けられる「マナビバ」、土日祝は100種類以上のボードゲームが遊べる「アソビバ」を兼ねたスペース。

料金は平日500円、土日祝600円からで、長時間利用割引あり。飲み物が販売されるが飲食物の持ち込みもOKとなっている。ポイントを集めて特典がもらえるメンバーズカードや、みんなで遊べるイベントも開催される。

駅チカということに加え、メビウスゲームズから徒歩4分、奥野かるた店から徒歩8分、アソビCafeから徒歩10分、JELLY JELLY CAFE水道橋橋店からは徒歩1分と、近隣にボードゲームショップやボードゲームカフェがたくさんあるエリアとなっている。

アソビバとマナビバ
東京都千代田区神田三崎町2-16-5ウィズ水道橋ビル3F/TEL:080-7164-6122

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エイジオブフローラ(Age of Flora)

欲張りすぎずに花集め

バラ、ヒマワリ、ユリ、アサガオ、ゼラニウム、アスター。これら6種類の花カードを他のプレイヤーより先に集めて貴族たちに送り届けるセットコレクションゲーム。サザンクロスゲームズの「エイジオブ」シリーズ18作目で、ゲームマーケット2022春に発売された。めくってバーストしなければゲットできるという「プッシュ・ユア・ラック」メカニクスを用いながらも運の要素を抑え、戦略的なゲームになっている。

手番には山札から花カードを1枚ずつめくって、種類ごとに分けて並べていく。6種類全部が出るか、1種類が5枚になるとバースト。好きなところでやめて、バーストしていなければ花カードを獲得できる。ただし「ONE MORE!」カードをめくると、強制的にもう1枚めくらなければならない。バーストを回避できる「排除チップ」があるので、ここぞというときは勇気を出してめくりたい。

花カードの獲得は独特で、枚数が2位の花以外を1枚ずつ取っていく。いずれかの花アイコンを先に7つ集めることが目標だが、集めている花カードが取れるかどうかと、バーストのリスクを天秤にかけてめくらなければならない。「今やめると取れるカードは……全くいらない」「あのカードを引けばほしいカードが取れるけど、バーストのリスクを冒してまで取るべきか?」

最後にめくったカードによってボーナス効果があり、タイブレーカーをもらえたり、カードの位置を交換できたり、山札からカードをもらえたり、パトロンカード(条件を達成すると勝利点)をもらえたりする。ほしいカードが取れなくても、バーストのリスクを取るよりもこのボーナス効果で満足できることもある。

しかし花カードのコレクションは早いもの勝ち。同じ花アイコンを7つ集めたプレイヤーは「メイン契約」達成で勝利点が入り、その時点でその花アイコンが2位のプレイヤーは「サブ契約」で少しの勝利点とボーナス、3位以下のプレイヤーは排除チップなどを獲得する。いずれも花カードは捨て札になってしまうため(1,2位は全部、3位以下は1枚だけ)、他のプレイヤーの状況を見て1位を取れそうな花を集めたいところだ。

何枚か契約が達成されると契約カードの山札の下からゲーム終了カードが出てくるので、そこから最終ラウンドを行ってゲーム終了。契約の得点と、花のボーナスでもらえるパトロンカードの条件達成の得点を足して勝者を決める。

カードをあと1枚めくるたびに状況が変わり、その都度そこでやめるかさらにめくるか、またバーストしてしまったときに回避するかどうかの選択が悩ましい。悩んでいるうちに次の1枚への期待も高まり、いいカードを引けたときは超嬉しい。

Age of Flora
ゲームデザイン:N2/監修:北条投了
サザンクロスゲームズ(2022年)
1~4人用/10歳以上/30~60分
通販:ディスカバリーDDTバトンストア(楽天)/バトンストア(PayPayモール)