スペイン年間ゲーム大賞は『ディクシット』
この賞はスペイン語版で発売された新作80タイトルの中から、ボードゲームメーカーから独立した50名に及ぶボードゲームのエキスパートが選考している。2005年から始まり、これまで『チケットトゥライド』『大聖堂』『ロストシティ』『アグリコラ』が選ばれている。
今年のファイナリストには『ディクシット』のほか、『電力会社』、『ダイスタウン』、『ドミニオン』、『ギフトトラップ』、『80日間世界一周』が挙げられており、世界的に人気の『ドミニオン』を差し置いての受賞に注目される。
【スペイン年間ゲーム大賞2009】
ディクシット(Dixit / J.-L.ルービラ)
・Premio JdA – Juego de Mesa del Año en España:JdA 2009
・TGW:スペイン年間ゲーム大賞も『アグリコラ』
オーストラリアゲーム賞に『パンデミック』
この賞は毎年1月から3ヶ月にわたって応募された新作から、5名の審査員が選考する仕組み。第1回目だった昨年は『テンデイズ・アジア』『コリドールキッズ』『考古学カードゲーム』が選ばれ、『考古学カードゲーム』はアメリカのズィーマンゲームズから国際デビューを果たしている。
国際ゲームの候補には『パンデミック』のほか、『アクアレット』、『リバーフィーバー』、『イリウム』、『マスターラビリンス』、『メトロポリス』、『オレゴン』、『ピック・パック』、『レッドノーベンバー』、『チケットトゥライド・カードゲーム』、『魔法にかかったみたい』の10タイトルが挙げられている。『パンデミック』を凌ぐ今年のヒット作である『ドミニオン』は入っていない。
【オーストラリアゲーム賞2009】
ベスト国際ゲーム:パンデミック(Pandemic)
ベストキッズゲーム:ねことねずみの大レース(Viva Topo!)
ベスト国産ゲーム:ソート(Sorts for Kids)
・Boardgames Australia:Best International Game 2009
・TGW:オーストラリアゲーム賞に『10デイズインアジア』ほか