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『アグリコラ』木製コマセット

アメリカのゲームメーカー、メイデイゲームズは『アグリコラ』に使用可能な木製コマセットを今月発売する。木・レンガ・葦・石・小麦・野菜・食料(魚・肉・パン)のセットが29.95ドル、家族コマのセットが15.95ドル。
『アグリコラ』は自分だけの箱庭を作るのが楽しみのひとつ。第一版ではキューブやコイン状だったコマが、第二版では動物だけ「アニミープル」と呼ばれる動物型のコマに代わり、日本語版でも取り入れられているが、そのほかのコマにもそれぞれの形があったほうがよいという声も寄せられていた。
メイデイゲームズが発売しているのは『アグリコラ』用と特定されておらず、ヨーロッパゲーム汎用とされているが、コマの種類も数も『アグリコラ』に合うようになっている。同社ではこのほか、『アグリコラ』や『ドミニオン』で使える専用スリーブ(59mm×92mm)、『カタン』で手札の代わりに使う資源コマなどの扱いがある。
いずれも国内で扱われるかどうかは未定。
Mayday Games:Deluxe Euro Token Expansion

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B2FGames訪問

東京の町田で用事があった折に、ふと思い立って立川のボードゲームショップB2FGamesに行ってきた。ちょうど新しいボードゲーム問屋New Games Orderを立ち上げて話題になったのを思い出したのもしれない。木昼ゲーム会なんていうのもあったなぁと。
町田から立川までは50分。携帯で住所を調べて交番で聞いたら、ホームページで見た地図よりずっと西だった。お店の近くを歩いていた人がいて、ボードゲーマーらしいいでたちの方についていったら大正解。B2Fのネット情報発信源となっている峰岸さんだった。
2人でちょうど開店の少し前に到着。吉田店長はトイレ掃除をしていた。それからお客さんも時折来る中、1時間ほどおしゃべり。普段からこういうトーク対面販売をモットーとしているB2Fの活動は、ブログで軽口風の日記を読んで想像するものとは全く違う。百聞は一見にしかず。
こちらのお店の顧客は、初めて3年以内という方がほとんどで、大学生も多いという。草場さんがゲームマーケットのターゲットにしたがっている、フリークでも初心者でもない第3の層である。
ボードゲームにはまって2〜3年というと、同じゲームを遊んで遊んで遊び倒しつつ、新しいゲームを恐る恐る探している時期だ。楽しめないゲームがあると、ネットで「中傷」したがる時期でもある。そんな若人に店長はじっくり時間をかけて付き合い、地元に根を張ってボードゲームの楽しさを広めていた。
メビウスの能勢店長さんが昔インタビューで、お店が増えるのは食い合いよりもトータルのパイが広がるメリットのほうが大きいと仰っていた。ボードゲームはまだまだマイナーだから、全国どこでも、お店を出せばその近隣に新たな愛好者が生まれる(その数は店長の手腕によるだろうけれど)。規模は焼き鳥屋チェーン店ぐらいでも、道府県庁所在地、少なくとも全国の政令指定都市にはボードゲームショップが1件ずつあってもやっていけるのではないか。
吉田店長とはゲームマーケットやニュルンベルクでしゃべったことがあったが、これだけゆっくりお話できたのは初めて。”Do as boardgamers do!”……生き方が万事ゲームのようになっているユニークな方で、次々と湧き出てるアイデアに興味が尽きなかった。
せっかくなのでいろいろゲームも遊ばせて頂き、気がつけば閉店時刻の21時。それからまた話し込んでいたので、立川から中央線に乗って東京まできたら、つくば行きの最終バスまであと2分しかなかった。ダッシュでセーフ!
B3FGames:開店と共に
minegiの雑多な日々の日記:久々に木曜ゲーム会っぽく