『ドミニオン:海辺』日本語版、11月中旬発売
本作は4月に発売された『ドミニオン』、7月に発売された『ドミニオン:陰謀』に続くドミニオン日本語版シリーズの第3弾。今回は10月に発売されたドイツ語版・英語版からわずか1ヶ月でのスピード日本語化となった。
前2作が単体でも遊べたのに対し、今回は勝利点・財宝・呪いカードが入らない初めての拡張セット。その分、新たな能力を持つ王国カード26種類のほかに、プレイヤーマット、コイン、トークン類が付属し、さらに幅広い楽しみ方ができるようになっている。
特に「次のターン」をクローズアップ。カードを出したターンと次のターンに効果があるカード、次のターンの準備をするカードなどの通常のターンの枠を超える新能力が追加されているのが特徴だ。
『ドミニオン』の作者でニューヨーク在住のD.ヴァッカリーノはプログラマーだったが、『ドミニオン』のヒットで仕事を辞め、ゲーム制作に専念しているという。世界中のゲーム賞を総なめし、大ヒット中の『ドミニオン』。今後も次々とシリーズ製品が登場しそうだ。
・ホビージャパン:ドミニオン:海辺
・Spielen geht immer:Interview with Donald X. Vaccarino(英語)
日系Kids+にボードゲーム特集
記事ではボードゲームを記憶・認識・アクション・戦略・パズル・心理戦・運の7つに分類した上で、それぞれ1ゲームずつボードゲームを紹介している。紹介されているのは、上記の順に『子やぎのかくれんぼ』、『妖精探しゲーム』、『スティッキー』、『ブロックス』、『ドメモ』、『ガイスター』の6タイトル(運ゲームはなし)。それぞれ写真図解で詳しく説明されており、またメビウスゲームズやすごろくやのほか、アマゾンや楽天で買えることも明記されている。
諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀氏(脳システム論)と、NPO法人「ゆうもあ」理事長の一階良知氏がボードゲームの教育的効果を解説したり、小さい子供用の将棋の遊び方や関連ゲームが紹介されていたりと幅広い。
ほかにも「親子で異文化に触れて、遊んで、学ぼう!」という記事で、フィリピンについて学ぶゲーム『NEW マジカルバナナ』や世界の子供たちの現状を体感するゲーム『Hi5!』、ニュースで新製品『ことわざかるた』が紹介されており、小さいお子さんをのいるボードゲーム愛好者におすすめ。
・日経KIds+
・メビウスママのひとりごと:日経Kids+