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日本ボードゲーム大賞2007発表

NPO法人ゆうもあは、昨年の暮れから行われた日本ボードゲーム大賞2007の投票結果を発表した。今年の大賞に選ばれたのは『ズーロレット(海外ゲーム・入門者部門)』、『大聖堂(海外ゲーム・フリーク部門)』、『ブルサ(国産ゲーム部門)』、『カエルの飛び込み大会(子どもゲーム部門)』。投票者は379名だった。
今年は海外ゲーム・入門者部門と子どもゲーム部門の2部門で、ゆうもあゲーム会と全国のサークルのアンケート調査に基づき、人気が高かったゲームがノミネートされた。一方、海外ゲーム・フリーク部門と国産ゲーム部門はノミネートを行わず、それぞれ189タイトル、33タイトルの新作リストをつけてそのまま投票にかけられた。また、今年から国産ゲーム部門は日本で最初に発売されたゲームに限定され、『ごきぶりポーカー』などの海外がオリジナルの日本語版は除外されている。
『ズーロレット』はドイツ年間ゲーム大賞受賞作、『大聖堂』はドイツゲーム賞ほか四冠、『カエルの飛び込み大会』はドイツ年間キッズゲーム大賞ノミネート作品と、海外で高い評価を得たゲームが再評価されたかたち。『ブルサ』は株式投資ゲームで、2位の『ごいた』を大きく引き離した。
ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2007発表!

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『チケットトゥライド』カードゲーム、5月発売

デイズ・オブ・ワンダー社は今年5月、『チケットトゥライド』のカードゲームを発売する予定であることを明らかにした。ドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、日本語版も発売されたアメリカマップから数えてシリーズ第6作目(北欧マップを除く)。デザイナーのA.R.ムーン氏が早くから明らかにしていた構想が実現する。
ゲームの進行はボードゲーム版と同じ。カードを引くか、集めたカードを出すか、新たな目的地カードを引くかのいずれかである。目的地カードには黒1枚、白1枚、赤2枚、オレンジ1枚などの指示があり、このカードを集めれば達成したことになる。
しかしカードを使う前にほかの人に手札を1枚抜き取られる「列車泥棒」のアクシデントがあり、順調に集めたとしても揃うとは限らない。各自が自分の前に並べているカードをにらみ合いながら目的地を達成していく挑戦は、これまでのボードゲーム版とは一味違った戦略を楽しめるだろう。
ルールは英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、イタリア語、スペイン語、スウェーデン語、フィンランド語、デンマーク語、ノルウェー語の10ヶ国語で用意されている。デイズ・オブ・ワンダー社の国際展開の広さと各国での人気を物語るものだろう。
Days of Wonder:Ticket to Ride – The Card Game