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トリビアル・パスート(Trivial Pursuit)

こんなに頭を使うとは
80年代にアメリカで大ヒットし、世界中に広がったクイズゲーム。ウィキペディアによると、発売後20年間に世界26カ国で8800万セットが販売されたという。日本語版も1985年ごろ、2つの版で発売された。1つはアメリカ版と同じパッケージ、もう1つは日本風のパッケージ(写真)で、クイズ内容も少々違うようだ。どちらも結構なお値段でそのうち投売りされてしまったという。裏磐梯高原のペンションともにはどちらもあって、両方遊ばせてもらった(クイズ番組が大好きな長女が、問題を読みたがったためである)。
ダイスを振って自分のコマを進め、止まったマスに指示されたジャンル(地理・娯楽・歴史・芸術・科学・趣味から1つ)のクイズを解く。正解ならまたダイスを振って進み、次の問題に挑戦する。コマが落ちているマスで正解すればコマがもらえ、6つ(全ジャンル)集めれば勝ち。
肝心のクイズだが、発売当時の時事問題(よど号ハイジャック事件関連が多かったような)はギリギリフォローできた。だがそれ以上に、全体的に「トリビア」だけあって難易度が高い。クイズなので、知っているか知らないかだけのはずが、知っていたのに忘れてしまったとか、適当に言ったら正解だったということもあって、ずいぶん考えさせられる。頭から煙が出そうなほどヒートアップ。
なかなか当たらないのでゲームが進まないこと進まないこと。結局1時間以上遊んでから、時間を切って一番コマを多く集めた人が勝ちということに変更した。とはいっても、知らないことを知る楽しみのほうが大きく、難問の解答が出るたびにへぇへぇと感心した。
Trivial Pursuit
C.ヘニー、S.アボット作/パーカーブラザーズ(1984)
2〜6人/12歳以上/90分
トリビアル・パスート

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ゲームマーケット、来年の開催決定

ゲームマーケット公式ページは14日、来年の開催決定を日程とともに告知した。今年と同じく5月の最終日曜日(30日)、東京都立産業貿易センターの2フロアで開かれる。
今年10回目を迎えたゲームマーケットだったが、第1回から主宰を続けてきた草場純氏が、「しかし、もともと私と私のゲーム仲間の趣味の延長で始めたような会でしたので、一日の参加者が千人を超えるようになってきた現状では、私がやってきた手法は通用しなくなってきたとの印象を得ています。これ以上続けるならば、スタッフには過重な労力を強い、来場者にも何かとご不便をおかけするのではないかと危惧する次第です。」と規模の拡大を理由に降板を表明。開催が危ぶまれていた。
後を引き継ぐのは、アークライト・グランペールといった企業共同体で、第1回からスタッフを務める山上新介・グランペール代表が中心に準備を進めるという。また、今年から開催された前日のプレ・イベントが、来年も草場純氏の主宰で開かれる予定であることも明らかになった。
ミクシィのゲームマーケットコミュでも同じ告知が行われたが、出展者、来場者から安堵と喜びの声が寄せられている。
国内最大のボードゲーム祭典であるゲームマーケットが、新しい歴史の一歩を踏み出す。今から予定を空けておこう。
ゲームマーケット公式ページ:次回の開催について