パワークッキーで逆転『コリドール・パックマン』日本語版、10月8日発売
ギガミック(フランス)とアシェットボードゲームズUSA(アメリカ)により今年発売された作品。国内では8月から流通していたが、好評につき日本語パッケージになった。『コリドール』と『コリドール・パックマン』の両方の遊び方ができる。
『コリドール』は1997年に発売されたロングセラーアブストラクトゲーム。自分のコマを進めるか、相手を妨害するフェンスを設置して、相手より速く向かい側のゴールにたどり着くことを目指す。
『コリドール・パックマン』はパックマン(1人)とゴースト(その他)に分かれ、ゴーストはパックマンを3回捕まえること、パックマンはゴーストにその前にパワークッキーを4つ食べることが目標となる。パックマンは2マス進めるが、ゴーストはパックマンが直線上の視界にいない限り、1マスしか進めない。またパワークッキーを食べると3マス移動でき、その間だけゴーストを撃退できる。フェンスの初期配置によってゲームの難易度が変わる。
アブストラクトながら間一髪の大逆転も起こり、一手を争う『コリドール』とはまた違った楽しさがある。パックマンとゴーストのかわいいフィギュアにも注目だ。
ダイスを揃えてカクテル作り『ピニャ・コラーダイス』日本語版、10月下旬発売
イエロ(フランス)の新作ダイスゲームで、カクテルを作ってお客様に提供する。パイナップルジュースを少々、ココナッツミルクを一滴、レモンの皮をちょっぴり、氷を加えてシェイク! ダイスを振って(シェイクして)最高のカクテルを作ろう。
手番にはダイス5個を3回まで振り、4×4枚に並んだコースターのセットを完成させるとカクテルトークンを配置できる。各コースターはカクテルトークンを置ける数に限りがあるので、揃えやすいコースターを先に取るか、高得点のコースターを狙うかで戦略性がある。
コースターの得点に、縦横斜めの隣接ボーナスを加えて20ポイントを獲得すると勝利。ただし縦横斜め1列にカクテルトークンを配置できると「ピニャ・コラーダイス」カクテルを完成させたことになり、即勝利となる。短時間で手軽に楽しめる、おしゃれなアートワークのダイスゲーム。
内容物:6面ダイス 5個、木製のカクテル・トークン 28個、ゲーム・コースター 30枚、ルールブック 1冊