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スモールワールド拡張「恐れることなかれ」日本語版発売

ホビージャパンは本日、ファンタジーボードゲーム『スモールワールド』の新しい拡張セット「恐れることなかれ(Be Not Afraid…)」を日本語版で発売した。2,940円。
『呪い!』『スモールワールドの女神たち』『物語と伝説』に続く日本語版4つ目の拡張セットは、シェイクスピアの喜劇「十二夜」からタイトルが取られた。5つ種族と5つの特殊パワーバッジ、さらに『呪い!』『女神たち』を含む拡張セット用のタイル・トークン類を収納できるトレイが付属する。
今回追加される「ホムンクルス」、「レプラコーン」、「ピグミー」、「ピクシー」、「バーバリアン」の5つの種族は、いずれもひとくせもふたくせもあるユニークなものばかり。「立て篭もる」、「帝国主義の」といった新たな特殊パワーも見逃せない。
さらに初回特典として『ネクロマンサーの島(Necromancer Island)』が付属。プレイヤーの1人がスモールワールドの中央の湖にある島に住むネクロマンサー(死霊術師)となり、まわりで戦死者が出れば出るほどネクロマンサーの操るゴーストは増えていく拡張セットだ。こちらは英語版だが、和訳ルールが付属する。なくなり次第終了なので、お求めはお早めに。
ホビージャパン:スモールワールド(ページ下部に「恐れることなかれ」の情報あり)

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魚市場(Frutti di Mare)

腐る寸前が旨いとか

ウニ、タコ、カキ、ムール貝、エビ―5種類の「海のフルーツ」の相場を上げ下げして、自分が出したカードで儲けるカードゲーム。
50〜0まで価格カードの下に魚介類のお皿を置き、手札を7枚ずつ配ってスタート。自分の番にはカードを1枚出し、その魚介類の価格を1つ上げる。ほかの魚介類は押し出されて1つずつ価格が下がる。
上がるばかりではない。一番高い魚介類のカードを出すと価格は0に暴落。食あたりでもあったのか。もうこれ以上、上げたくも下げたくもないと思ったらパスする。もちろん、その後でほかの人がカードを出せば、価格はさらに変動していく。
こうして全員がパスするか、手札を出し終えたら、最終的な価格に応じて得点計算。出したか否かを問わず、最初に配られた7枚の手札が得点源である。得点計算が終わったら、次のラウンドを行い、3ラウンドの合計で勝敗を競う。
手札は同じでも、カードを出す順番によって、またパスするタイミングによって結果は大きく変わる。ほかの人の動向を見て、自分が多く持っているカードが高止まりするようコントロールしなければならない。最高価格になると暴落しまいかとヒヤヒヤ。
「タコ!」「タコ最高値!」「そしてタコ暴落!」同じカードが続くとテンションが上がる。暴落のリスクを避けたり、一度暴落させて復活を狙ったりしていたら低値止まりの連発で最下位。1位は漁夫の利を誘導して大儲けしたふうかさん。魚介類はどれも顔がついていて笑っているのがまた何ともコミカルでおかしい。
Frutti di Mare
S.ルキアーニ/ピアトニク(2009年)
2〜6人用/6歳以上/20分
ゲームストアバネスト:魚市場
ふうかのボードゲーム日記:魚市場