ハイキング(Hike)

丘を越え行こうよ〜一寸先は闇だけどな!
この頃8人まで遊べるゲームに目がない。多人数で遊ぶ機会が多いというのもあるが、パーティーゲームはどういう要素を備えていると盛り上がるのか、興味をもっているためである。このゲームはサンフランシスコのメーカーによるもので、テンデイズゲームズの店頭で入手した。
森や山を歩きまわり、鳥や虫を鑑賞してカードをなくすウノ系のゲーム。カードを出せないときは山札から引くのではなくて、即脱落というルールが緊張感を高める。
ハイキング
スートは鳥、虫、湖、稲妻、山頂、山道、森の7つ。湖なら鳥か虫か山道、鳥なら鳥か森か湖というように、次に出せるカードの種類が指示されている。同じスートを出せるわけでないところがポイント。指示された3種類のいずれも手札になかったら、手札を公開して脱落する。
誰かがカードを全てなくすか、全員脱落したらラウンド終了。手元のカードが最も少ない人(たいていは最後まで残った人)が勝者となり、先に脱落した人が公開しているカード枚数だけ得点となる。早々に脱落する人がいると場の得点が上がるが、反対にみんなが粘って、しかも手元のカードが最も少ない人が複数いると分け合うので得点が少ない。
どんなスートでも対応できるよう、プレイするカードを選ぶのがポイントだが、10枚あるスペシャルカードを使うポイントも重要。「干ばつ(Drought)」が出たら全員手札から湖を出し、出せない人は脱落。最後まで絶対出せない「ゴミくず(Litter)」や、全員から虫を出させる「うんこ(Poop)」、手札を回収してシャッフルする「地震(Earthquake)」など、戦略的に使えば逆転が可能だ。
自宅ゲーム会で7人プレイ。なぜか「Lake!」「Bird!」「Tree!」「トゥ、Tree?…Wind!」「Sun!」などと英語でプレイするうちのメンバーたち。妙にテンションが上がる。carlさんが流れをたぐり寄せて勝利。楽しいハイキングなのに、カードを出せない瞬間終わりというのがドキドキして楽しかった。
Hike
J.モンターグ、C.ラモス、D.シラー/ムースタッチゲームズ(2011年)
3〜8人/7歳以上/30分
テンデイズゲームズでは、まだ一般取り扱いされていない商品です。欲しい方はリクエストしてみて下さい。

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