フジテレビ「めざにゅ〜」でボードゲーム
本日の早朝に放映されたフジテレビのTV番組「めざにゅ〜」にて、ボードゲームが紹介された。
紹介されたのは毎週水曜日のコーナー「イマ知り」から、「節電の影響でアナログゲームの人気上昇!ボードゲームカフェも」という特集。震災後、博品館(東京・銀座)ではアナログゲームの売り上げが2〜3倍、タカラトミー社では人生ゲームの出荷が150%増、東京おもちゃ美術館(東京・四谷)では先月の来場者が去年の同時期より1.5倍だったことを報告。
博品館のアナログゲームランキングが紹介され、1位からウノ、どうぶつしょうぎ、ニコケーキゲーム、ボウリングスタジアム、人生ゲームギャップ天国、モノポリー、もじぴったん、黒ひげ危機一発、モンスターハンバーガーの順で売れていることが明らかになった。
続いてはテーブルトークカフェDaydream(東京・神田)に場面が移り、ウォーハンマー、キャロム、カタンの開拓者たちのプレイ風景が映された。ここでは300種類以上のボードゲームがあり、電気を使わないで遊ぼうという人が増えているという。
5月31日放送のTBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」に続くTV・ラジオでのボードゲーム特集で、節電をキーワードにボードゲームの注目度が上がっている模様だ。
モンスター落とし(Monster-Falle)
丁寧に、かつすばやくスライド
今年のドイツ年間キッズゲーム大賞のノミネート作品。モンスターをどんどん捕まえて、穴に落とす協力アクションゲームである。スライドのギミックが楽しい。
2人1組になって、砂時計が落ちるまでに何匹モンスターを穴に落とせるか挑戦する。まずカードを引いて、指示されたモンスターを盤面から探す。そこに袋コマを置いてモンスターを捕獲。そして4本のバーを使って、袋を中央の落とし穴まで運ぶ。落としたら次のモンスターへ。
4本のバーは、縦横に2本ずつあって、袋コマを押す。コースは迷路のようになっているので、落とし穴までのルートをよく考えて動かさないと間に合わない。上級ルールでは、途中の通過地点も指定されていて、遠回りすることもある。慌てて袋コマが倒れてしまったり、ボードから飛び出したりしたらやり直し。
チーム分けはAさんとBさん、BさんとCさん、CさんとDさん、DさんとAさんというように交替していく。獲得したカードは色分けされたボードに置き、個人とチームで最優秀賞を決める。スピーディにモンスターを落とすにはチームワークが大切だ。
慣れてくるとどんどん手早くできるようになってくる。でも勢い余って袋が倒れることもしばしば。丁寧にすばやくという2つを両立するのはなかなか難しい。モンスターが中央の穴にぼとんと落ちるのは気持ちいいものだ。
Monster-Falle
M.ブラント、I.ブラント/コスモス(2011年)
2〜4人用/6歳以上/20分
国内未発売