テンデイズゲームズ、『ジャンケンセブン!』を発売
オリジナルは昨秋のゲームマーケットで創作ゲームサークルのツクルカが発表した同人ゲーム『ジャンケンカードゲームファイブ!』。じゃんけんをモチーフにした5つのゲームアンソロジーで、さらに今回、2人用のルールを2つ加えて7つのゲームが遊べるようになった。グラフィックデザイナーがプロデュースした作品で、木版画のイラストも魅力だ。
じゃんけんと侮ってはいけない。トリックテイクからポーカー風のルールまであり、さまざまな駆け引きが楽しめる。縛りの中で、腹の中を探りながらのいやらしいジャンケン勝負「センゲン」、一人で楽しめる「ソリティア」、フォローできなかった時にジャンケンの三すくみが利いてくるトリックテイキング「トリックス」、場札と手札のジャンケン勝負で自分は得点を獲得するように、相手は得点が低くなるようにという駆け引きを繰り広げる「オシツケ」、自分の受け持ったマークが多数派になるように立ち回る腹の探り合い「イントク」など。それぞれがじゃんけんの要素を使いながらも、遊んだ感触はまったく別物で、手軽にもマニアックにも楽しめる。
テンデイズゲームズでは、この作品を「テンデイズゲームズコレクション」の第一弾と位置づけ、今後も新旧、国内外問わず、テンデイズゲームズが選んだ作品をリリースしていくことにしている。
・テンデイズゲームズ:ジャンケンセブン!
『世界の七不思議:都市』多言語版、10月上旬発売
版元のルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)が「指導者たち(Leaders)」に続いて発売し、今年のエッセン国際ゲーム祭に新作として出展される最新の拡張セット。盗賊、密偵、外交、傭兵などの新たな要素が加わり、新たな局面をもたらす。
「傭兵部隊」、「賭博場」、「闇市場」、「大使館」などの27枚の新たな建造物「都市カード」が導入され、古代の都市の文明発展に新たな要素が加わる。また「ペトラのエル・カズネ」と「ビザンティウムの聖ソフィア大聖堂」の2つの七不思議、「ベレニケI世」、「カリギュラ」などリーダーカード7枚、ギルドカード3枚も付属。さらに、8人用ルールとチーム戦ルールも新たに紹介している。「指導者たち」と合せてプレイすることも可能。
遊ぶには『世界の七不思議』が必要。日本語を含む多言語仕様のため、カード名や都市名は、ローマ字表記になっている。
Amazon.co.jp:世界の七不思議都市 (CITIES) 多言語版