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『マニラ』第2版、国内入荷

メビウスゲームズは16日、故F.デロンシュの競艇ゲーム『マニラ(Manila)』第2版を発売した。3~5人用、10歳以上、60分、6000円。
2005年にツォッホ社(ドイツ)から発売された作品。作者のデロンシュはこのゲームを発表した2年後に亡くなっている。受賞歴こそあまりないものの、日本の愛好者から高く評価され、中古市場でも高値で売買されていた。今秋のシュピールでツォッホ社が再版。メビウスゲームズの取り扱いにより再び国内で入手できるようになった。
4つの品物をマニラ湾まで船で運ぶところに、どの船が無事にたどり着くかを賭ける。順に船やボード上にコマを置いていく。全員がコマを置いたらサイコロを振って船を進める。船の進み方を見て再び全員がコマを置き、サイコロで船を進める。これを繰り返して、当たると収入。港湾管理人(胴元)を競りで決めたり、品物の株価が変わったりと、ひねりがあってエキサイティングなゲームだ。
初版では木製だった船コマが、第2版で厚紙の組み立て式になっているほかは大きな変更はない。
メビウスゲームズ:マニラ

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日本ボードゲーム大賞2014:投票スタート

今年で13回目となる日本ボードゲーム大賞(主催:NPO法人世界のボードゲームを広める会ゆうもあ)の投票が本日から始まった。来年の2月12日まで。
対象は過去1年間に一般発売された新作で、5タイトルまでをリストの中から選ぶか、自由記述欄に記入する方式。新作リストには同人ゲーム34タイトルを含む216タイトルがエントリーしている。もちろん全部遊んでいる必要はなく、1タイトルからの投票も可能だ。
ネット投票は下記のリンクから行うことができる。登録したメールアドレスに届いたURLを24時間以内にクリックしないと無効になるので注意。
そのほかに、投票用紙は全国のボードゲーム専門店・サークルでも配布され、またFAX用のPDFファイルでも公開されている。今年どんなゲームが出たか、サークルなどでリストを見て1年を振り返るのもよいだろう。
昨年は217名が投票し、『ツォルキン:マヤ神聖暦』が1位に選ばれた。また、同時にゆうもあ内の選考委員によって入門向け・子ども向けの「ゆうもあ賞」も決定されることになっている(昨年は『チャオチャオ』)。今年日本の一番人気を決める投票、奮って投票しよう。
日本ボードゲーム大賞:投票部門 投票ページ(NPOゆうもあ)