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ポルトガル年間ゲーム大賞に『ネイションズ』

ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は7月10日、2013年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票でフィンランドの『ネイションズ(Nations)』が選ばれた。
ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、8回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『トロワ』『アグリコラ』『ブラス』『祈り働け』『キーフラワー』などのゲーマーズゲームが選ばれている。
『ネイションズ』は昨秋のエッセン・シュピールで発売された歴史ボードゲーム。紀元前から第一次大戦まで、国家を育てるというスケールの大きな作品で、国内販売価格12,000円、プレイ時間3時間クラスの重量級だ。ポルトガル年間ゲーム賞からは、恒例の授賞したゲームをあしらった美しいトロフィーを授与される。
【ポルトガル年間ゲーム大賞2013】
大賞:ネイションズ(Nations / R.ホッカンソン、N.ホッカンソン、E.ローゼン、R.ローゼン作 / ラウタペリト)
ノミネート:ロシアンレールロード、コンコルディア、ルイス・クラーク探検隊、石炭とコロニー(Kohle & Kolonie)
Spiel Portugal:Nations – Jogo do Ano Spiel Portugal

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ゲームマーケット2014春:新作評価アンケート結果、1位は『名もなき魔王』

6月1日に東京ビッグサイトで行われ、6500名が参加したゲームマーケット2014春。国産ボードゲームの新作発表数は172タイトルにのぼりました。その中でどの作品が面白かったか、当サイト恒例の新作評価アンケートを約1ヶ月間にわたって実施しました。
各ゲームの5段階評価を、とても面白い=5~全く面白くない=1として数値化し、平均の高かった順に並べたものが以下のランキングです。右の数字は評価数を表しています。総投票数は289票で、20票以上を掲載しました。
評価平均で1位は『名もなき魔王』(蓑竹屋GAMES)。モンスターで競りをするファンタジーカードゲームで、プレイ時間90分という遊びごたえのある作品。ゲームマーケット終了後、イエローサブマリンで委託販売されています(ホームページ)。2位の『アンリミテッド富豪』は、ぽんこつファームが3年ぶりに発表した新作で、チップを使った大富豪系のカードゲーム。3位の『ペクーニア』は操られ人形館の作品で、司教となって、救済を求める仔羊たちの能力を生かし、得点するカードゲームです。
アンケートに投票頂いた皆様、ご協力ありがとうございました。
【ゲームマーケット2014春新作評価(評価平均/評価数)】
1.名もなき魔王(G12 蓑竹屋GAMES) 4.24/29
2.アンリミテッド富豪(I25 Hammer Works) 4.14/28
3.ペクーニア(I18 操られ人形館) 4.12/50
4.襲ノ色目(D22 桜遊庵) 4.115/69
5.NightClan(F35 Domina) 4.08/25
6.Ars Alchimia -アルス・アルキミア-(E30 ManifestDestiny) 4.07/42
7.大怪獣コトバモドス(I09 一年中未来) 4.05/63
8.Futures!(H07 ワンモアゲーム!) 4.04/48
9.シンデレラが多すぎる(I20 大気圏内ゲームズ) 4.02/130
10.dois(D24 倦怠期) 4.00/39
11.トランプタウン(E19 なまはむ) 4.00/21
12.死神セクト(D32 さとーふぁみりあ)3.96/69
13.VampireRader(H15 かぼへる) 3.89/37
14.MBUGA(A43 ゲームストア・バネスト) 3.85/20
15.ブゾク(F34 ツクルカ) 3.81/27
16.彼女のカレラRSトリックテイキングゲーム(A17 Product Arts) 3.79/53
17.江戸職人物語(C25 imagine GAMES) 3.77/52
18.ロボダイス(E14 十式ゲームワークス)3.71/38
19.ステステレイルロード(I23 Chicken Dice Games) 3.68/22
20.Save the Queen(H08 3D6) 3.57/23
21.マスクメン(A14 オインクゲームズ) 3.54/138(評価数最多)
年齢:10代0.7%、20代32.9%、30代49.8%、40代15.6%、50代1.0%、60代0%
性別:男86.5%、女13.5%
居住地:北海道・東北4.8%、関東53.6%、都内18.7%、東海・近畿13.1%、信越・北陸4.2%、中国・四国2.1%、九州・沖縄3.1%、国外0.3%
今回のゲームマーケットへの参加:参加83%、不参加17%

→過去のゲームマーケット新作評価アンケート結果:2005200620072008200920102011春2011秋2012春2012秋2013春2013秋2014大阪