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第2回UNOアジア大会で日本人小学生優勝

11月23日、シンガポールのショッピングセンターにて第2回UNOアジア大会決勝が行われ、日本代表の小学2年生、阿部隼士君が優勝した。賞品としてシンガポール2泊3日の旅がプレゼントされた。
昨年の東京大会に続いて行われ、シンガポール代表が優勝したアジア大会。今年は台湾が不参加となり、日本、シンガポール、マレーシア、香港、インドネシア、インド、フィリピンの6カ国が参加した。小中学生(7~15歳)限定の大会で、国内予選も含む参加人数は合計3万人に達した。日本では3~8月にかけて全国で33回の予選が行われ、10月に京都で全国大会が行われている。
大会では『UNO』と『UNOアタック』が用いられ、2ゲームの合計得点を競う方式。上がったときに、ほかの人に残っていた手札が失点、その合計が上がった人の得点となる。決勝では、大量のカードが行き交う『UNOアタック』で阿部君が逆転優勝した。
阿部君は取材に対し、「相手のようすを見ながら別々にカードを出していく」「例えば顔がちょっと笑ったり、特定の色だけをじーっと見ていたりする人をよく見る」といった非凡なコメントをしている。
2015年のアジア大会も開催される見込みで、年明けから国内予選が始まる。
アジアUNOチャレンジ
レスポンス:3万人が挑んだUNOアジア大会、優勝は小学2年生の日本人…その「攻め方」を聞く

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鈴木銀一郎氏、80歳を迎える

ボードゲームデザイナーの鈴木銀一郎氏が11月24日、80歳の誕生日を迎えた。福本皇祐・アークライト社長らによって都内で傘寿祝賀会が開かれ、約70名が参加した。
百科事典の編集者を経て、1981年にレックカンパニー、1984年に翔企画を設立し、ワールドウォーゲームシリーズやモンスターメーカーシリーズを生み出したほか、小説も執筆。近年も創作意欲は衰えず、一昨年には翔エンタープライズで『ウルフレンドクエスト』などの単独デザイン作を発表した。
著書『ゲーム的人生論』によると、囲碁、将棋では何段という目標を定めて、手筋辞典や詰将棋を延々何百問も解く。麻雀では、徹夜して2,3時間眠ってまた徹夜。ノルマンディー上陸作戦をもとにした自作SLGでは、テストプレイで1ゲーム40時間。テレビゲームは月200時間ということもあったという。ゲームに捧げる人生は、他の追随を許さない。
ドイツゲームデザイナーの長老格W.クラマーより8歳年上で、現役最高齢の鈴木氏。11月16日のゲームマーケットにも参加し、各ブースを見て回っており、祝賀会も元気な様子でますますの活躍が期待される。
柴崎銀河の心 Blog:鈴木銀一郎先生の傘寿を祝う会