『カタンの開拓者たち』映画化へ
ガッツ氏は、カタンにはまっている大学生の子どもたちから教えてもらって以来、ずっと映像化を考えていたという。そして「カタンの島は鮮明で視覚に訴え、エキサイティングで時代を超越した世界です。クラシックなテーマと、モラルの挑戦は、今日にも訴えるものがあります。このゲームと関連作品の何が人々に愛されているかを取り上げる大きなチャンスだというのが、映像化しようとしたきっかけです」とコメントしている。
『カタンの開拓者たち』はアメリカにおいて大学キャンパスだけでなく、シリコンバレーでも人気で『ワイアード』や『ザ・ニューヨーカー』などの雑誌で取り上げられている。『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌は、NFLチームのグリーンベイ・パッカーズの選手間でこのゲームが流行っていることと伝えている。
G.ガッツ氏の最新作は、冷戦時代の伝説のチェスチャンピオン、ボビー・フィッシャーの半生を描いた『ポーン・サクリファイス』。『スパイダーマン』を演じたトビー・マグワイア氏が主演を務める。
『カタンの開拓者たち』は1995年に発売され、今年で20周年を迎える。世界50カ国、30言語で、累計2200万セットが販売されており、たくさんの拡張セットやシリーズ作品があるほか、ドイツでは小説化も行われている。
・Deadline Hollywood:Gail Katz On Board With ‘Settlers of Catan’, Lands TV & Film Rights
ニュルンベルク’15新作情報:アレア
A.ペリカン、A.プフィシュター作、2~5人用、10歳以上、45~75分。
同社の『魔法にかかったみたい』(2008年)のボードゲーム版。『魔法にかかったみたい』はドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、日本ボードゲーム大賞を受賞しました。
魔法の飲み物を調合・配達し、勝利点を競います。選んだキャラクターが前の人とかぶった場合、リスク覚悟で奪うか、安全でも半分で妥協するかというシステムをそのままに、ゲームボード上で配達をするという要素が加わりました。ボード上には雲がかかっているマスがあり、配達を妨げます。また、ボードは両面刷りになっており、大陸と島の2つのマップが楽しめます。
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— Ludoversum (@ludoversum) 2015, 1月 29