金沢ボードゲームマーケット、8月9日
昨年7月に行われ、500名以上を集めた北陸ボードゲームフリーマーケットから1年。北陸新幹線が延伸したばかりの金沢駅前でボードゲームマーケットが開かれる。今回は新作ゲームがメインで、中古ゲームは入札形式で取引される。
出展するのは名古屋のボードゲーム専門店ゲームストア・バネストをはじめ、北陸で活動するちゃがちゃがゲームズ(福井)、大門さいころ倶楽部(富山)、関東・関西の同人ゲームサークルなど。ゲームマーケット東京・ゲームマーケット大阪の常連が並ぶ。
このほか、ご当地イベントとして『ごいた』の体験会や限定カード版の頒布や、中古ゲームの入札が行われる。中古ゲームは予め出品リストが公開されており、当日、用紙に入札金額などを記入して投函し、最も高い金額を付けた人が落札する。昨年の北陸ボードゲームフリーマーケットでは、中古ゲームを買い求める長い列が生まれたが、この仕組みにより、会場内を回ってゆっくり遊べそうだ。
・金沢ボードゲームマーケット
オリジンズ賞2015に『宝石の煌き』ほか
毎年3月のトレードショーでボードゲーム小売業者の投票によって選ばれたノミネート作品が4月に発表され、その中から一般投票によって各部門の大賞が選ばれている。今年はボードゲーム、カードゲーム、キッズ・ファミリー・パーティ、TCG、アクセサリー、歴史、歴史ミニチュア、歴史ミニチュアルール、歴史ミニチュアサプリメント、ミニチュア、ミニチュアルール、RPG、RPGサプリメントの13部門。
ボードゲーム部門で大賞に選ばれたのは『ノッティンガムのシェリフ(Sheriff of Nottingham)』。ブラジルのデザイナーが制作した『手荷物検査(2006)』のリメイクで、門番をしているシェリフの目をかいくぐって商品を販売する。
またカードゲーム部門では『宝石の煌き(Splendor)』、キッズ・ファミリー・パーティ部門には『ウサギとカメ』が選ばれている。いずれもフランスのゲームで、日本でも流通している。
このほかにオリジンズ・ゲームショーではお気に入りゲーム投票も行われた。ボードゲーム部門では『デッド・オブ・ウィンター(Dead of Winter)』、カードゲーム部門では『スターレルム(Star Realms)』、ファミリー・パーティ・キッズ部門では『グラヴウェル(Gravwell: Escape from the 9th Dimension)』が選ばれている。
【第41回オリジンズ賞】(ボードゲーム関連のみ)
(ボードゲーム関連のみ)
ボードゲーム部門
大賞:ノッティンガムのシェリフ(Sheriff of Nottingham / アルケインワンダーズ)
ノミネート:アビス(Abyss / アスモデ)、五つの軍隊の戦争(The Battle of Five Armies / アレスゲームズ)、キャッシュ&ガンズ第二版(Cash n Guns 2nd Edition / ルポ)、デッド・オブ・ウィンター(Dead of Winter: A Crossroads Game / プレードハットゲームズ)
カードゲーム部門
大賞:宝石の煌き(Splendor / アスモデ)
ノミネート:星々のあいだで(Among the Stars / ストロングホールド)、リンコ!(Linko! / ラベンスバーガー)、スターレルム(Star Realms / ホワイトウィザード)、スシゴー!(Sushi Go! / ゲームライト)
ファミリー・パーティ・キッズ部門
大賞:ウサギとカメ(The Hare and the Tortoise / イエロ)
ノミネート:アーチャー(Archer: The Danger Zone! Board Game / クリプトゾイク)、グラヴウェル(Gravwell: Escape from the 9th Dimension / リネゲイド)
・The Academy of Adventure Gaming Arts & Design:Origns Award Winners 2015