アンケート:ドイツ年間ゲーム大賞2015予想
Q97:ドイツ年間ゲーム大賞2015はどれになりそう?
A.コルト・エクスプレス 62票(38%) | |
B.街コロ 70票(43%) | |
C.ザ・ゲーム 32票(20%) |
5月に発表されていたドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品から、いよいよ今月6日に大賞が発表されます。今回は日本のダイスゲーム『街コロ』がノミネートされており、例年以上に発表に注目が集まっています。
先月のアンケートは審査員の気持ちを読んで大賞を予想して頂きました。『街コロ』が一番で、少しの差で『コルト・エクスプレス』が追います。『ザ・ゲーム』は小箱ということもあり、予想する方は少なめでした。
ドイツのボードゲームサイトSpielbox Onlineでもトトが行われていますが、こちらは『コルト・エクスプレス』が大きく上回っています。さて結果はいかに?
今月のアンケートは『枯山水』のプレイ状況です。ニューゲームズオーダーが昨秋発売し、今年になって頻繁にメディアに取り上げられているボードゲーム。大きな話題になっていますが、少量生産と高価格のため、遊んでみたいけど遊べないという方も多いようです。当サイトの読者では、どれくらいの方がおもちで、どれくらいの方が遊んでいらっしゃるでしょうか。ご回答をお願いします(所有・未プレイの方は「未プレイ」とお答えください)。
『デウス』日本語版、7月下旬発売
ゲーマーに人気のパールゲームズ(ベルギー)が2014年のエッセン・シュピールで発表した作品。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞2015で推薦リストに入っており、これから発表されるドイツゲーム賞の入賞は確実とみられる。日本国内では英語版が流通していたが、人気で品薄になったため、日本語版が製作されることになった。
プレイヤーは各自5枚の建築物カードをもち、これらを使って建築物を建てるか、捨て札にして神々に捧げる。建物を建てるときは、ゲームボード上にコマが置かれ、カードは個人ボードの上にそれぞれの色ごとに重ねておく。このとき、以前に置いたカードも効果が発動する。カードの種類は6種類あり、赤い軍事カード、茶の資源カード、黄の交易カード、青の得点カード、紫の寺院カード、緑の様々な効果をもつカードがあり、どれに特化させるかによって展開が大きく左右される。
捨て札にして神に捧げるときは、捨てたカードの種類に関連する神の助力を得るが、捨てるカードが多ければ多いほど、その力は大きい。どこまで出して、どの時点で捧げるかの選択もしびれる。
ゲームボード上の蛮族の村をすべて包囲して攻撃するか、すべての寺院が建築されたらゲーム終了。カードの効果で得た得点を競う。どの行動を取ればアドバンテージが取れるかも悩ましく、カードのプレイと陣取り要素がミックスした作品だ。
・TGiWレビュー:デウス(Deus)