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ゲームマーケット2015大阪:国産新作評価アンケート

ゲームマーケット2015大阪で発表された新作は、前回(2014大阪)とほぼ同数の75タイトルとなりました。ここで恒例の新作評価アンケートを行います。投票期間は4月5日まで約1ヶ月。今回からGoogleフォームを用いており、ユーザーごとに1回しか回答できませんので、できるだけ多く遊んでから投票して下さい。
このアンケートは、エッセン国際ゲーム祭「シュピール」で行われている「スカウト・アクション」に倣ったものです。あちらでは現地で紙面による投票を行いますが、ゲームマーケットは会期が1日しかなく、また体験卓も少ないため、遊ぶ時間を考慮して後日のアンケートとしています。
リストは当サイトのエントリー「ゲームマーケット2015大阪国産オリジナル新作リスト」に基づきました。国産オリジナル・ゲームマーケット初出(直近のコミケ発表はOK)に限り、輸入ゲーム、伝統ゲーム、拡張・リメイク・シリーズもの、物販なし・無料配布、過去のゲームマーケット既出、プロトタイプ・見本展示・体験版・ベータ版、書籍・アクセサリ、TRPG、SLG、TCGを除いています。なお、リストにないものは自由記入欄にて投票できるようになっています。括弧内は出展されたブース名とブース番号です。委託販売などにより、出展者と異なる場合があります。
投票ページはこちら↓です。たくさんのタイトルが並んでいますが、プレイしたものだけ評価して下さい。評価するのは何タイトルでもかまいません。年齢・性別・居住地・ゲームマーケットの参加経験のみ必須項目です。
ゲームマーケット2015大阪:国産新作評価アンケートフォーム

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ラトリア(Latria)

最多勢力のトップになれるか
ラトリア
一斉にカードを出して、最多勢力の最高カードになることを目指すカードゲーム。どんでん返しのカードがいつ出てくるかに注意だ。
場札を1枚めくり、各自が手札から1枚選んで出し、一斉にオープン。カードには「太陽」「月」「北極星」の3勢力があり、勢力ごとに出されたカード(場札も含む)の数字を合計する。一番多かった勢力の中で、一番数字の高いカードを出した人が場札を獲得。数字が高くなくても、一番多い勢力であれば自分が出したカードを獲得できる。残りのカードを場札にまとめて、次の場札をめくり、再び各自が手札から1枚出す。手札がなくなったらゲーム終了で、獲得したカードについている宝石の数で勝敗を決める。
場札を見て最多勢力になるようなカードを選ぶが、読みきれないところがある。その理由は3つの勢力の数字が異なること。「太陽」は2~30までの数字だが、「北極星」は22~50までである。1,2枚の差なら、合計値をひっくり返されてしまう。もう1つの理由は、3枚だけある「蝕」というカードの存在だ。このカードが出ると、場札、および場札と同じ種類のカードはの数字は0になってしまう。これによって2番目の勢力に転がり込んでくることがある。
前のラウンドで残ったカードが場札に溜まっていくと、緊張感が否応なく高まる。数字の大きいカードを出していくか、「蝕」を見込んで次の勢力を出すか。
最大の7人プレイで20分ほど。合計値の計算が少し手間取るが、それもまた、結果が分かるまでドキドキする。「蝕」が出たときに一喜一憂し、負けると思っていた勢力が勝ったりといった番狂わせもあった。心理的な駆け引きの部分が楽しむには、人数を少なくしたほうが良さそうだ。
Latria
Y.Ohashi作/DOMINA Games/風栄社(2014年)
3~7人用/8歳以上/10~20分