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『オリジン』日本語版発売

cosaicは11日、フランスの人類発展ゲーム『オリジン(Origin)』日本語版を発売した。A.マイニーニ作、2~4人用、8歳以上、45分、4,500円(税別)。
ゲーマーズゲームからファミリーゲームに手を広げているマタゴー(フランス)が2013年に発売した作品。人類の発展史という壮大なテーマが、可愛らしくユニークな木製のコマで楽しめる。
背の高さ、太さ、そして色の異なるさまざまな人型のコマが、アフリカから陸をわたり、海を越えて世界中に広がりながら、知識をつけ、技術を手に入れて文明へと発展していく。コマを増やすには、となりにあるコマと要素(大きさ、太さ、色)が共通しているものだけを置くことができる。移動先ではカード、イノベーションタイル、獲物タイル、海峡タイルを手に入れ、新しい能力や得点になる。カードやタイルが尽きたらゲーム終了となり、最後は目標カードに書かれた通りにコマが配置されていればボーナスが入り、合計得点の多いプレイヤーが勝つ。
通常のクラシックルールに加えて、小さな子供でも遊べるように簡略化したジュニアルール、2つのルールバリエーションを収録し、家族みんなで楽しく遊べるようになっている。
オリジン(コンポーネント)

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ルーマニア年間ゲーム大賞2014に『キャメルアップ』『ファイブトライブス』

ルーマニアのボードゲームサイト”Jocul Anului(年間ゲーム大賞)”は今月1日、2014年のルーマニア年間ゲーム大賞を発表した。投票と審査員推薦で選ばれたノミネート作品の中から、『キャメルアップ』が入門者部門に、『ファイブトライブス』がアドバンスト部門に選ばれた。
昨年1年間にルーマニアで発売された作品からベストゲームを選ぶ賞。一昨年から2部門に分かれ、一昨年は『スターウォーズ・Xウィングミニチュアゲーム』と『ツォルキン』、昨年は『アウグストゥス』と『マデイラ』を選んでいる。入門者部門とアドバンスト部門は、ボードゲームギークの重さ評価(1軽い~6重いのユーザー評価平均)で分けている。
ノミネートは一般ユーザーの投票をネットで受け付けられ、3位までが自動でノミネート入り、4~10位から3タイトルを審査員が選んでノミネートに入れた。入門者部門は『キャメルアップ』『スターレルム』『宝石の煌き』『グローグアイランド』『ゾンビ15』『シノビ』がノミネートに入り、アドバンスト部門には『ファイブトライブス』『工房の錬金術師』『カンバン』『イスタンブール』『プラエトル』『ヴェルサイユ』がノミネートに入っている。
ノミネート作品は審査員がシステム25%、インタラクション10%、テーマ20%、コンポーネント15%、個人的な評価30%で採点し、大賞を決定した。ルーマニア語版のベストゲーム部門には『世界の七不思議』が選ばれた。
Jocul Anului:Castigatorii premiilor Jocul Anului in Romania 2014