『モノポリー80周年記念エディション』日本語版発売
1935年の発売以来40言語以上に翻訳され、世界111カ国で累計2億5000万個以上が販売されているボードゲーム。80周年記念エディションは各国で発売されている。
コンポーネントには歴史を感じるクラシカルなデザインのカードやお金、木製の家やホテルを採用。コマは各年代を代表して、1930年代は「ランタン」、40年代は「バスタブ」、50年代は「大砲」、60年代は「騎兵」、70年代は「世界選手権のトロフィー」、80年代は「蒸気機関車」、90年代は「ドル袋」、2000年代は「ネコ」のコマになっている。
2009年以降開催されていなかった世界選手権も、80周年記念にあわせて今年開催される。今月8日、マカオにて開かれ、日本代表で土井田勉氏が出場することになっている。日本代表は過去に2回世界一に輝いたことがあり、今回も活躍が期待される。
・タカラトミー:モノポリー80周年記念エディション
・日本モノポリー協会
『アラビアの壺』東京都認定商品に
ギフトテンインダストリは、振ると音の鳴る壺を使ったゲーム『アラビアの壺』が東京都の認定商品になったことを明らかにした。都内の施設が希望すれば、都の全額負担で購入される。
『アラビアの壺』は3×3に並んだ壺を振って聞き分け、同じものが入った壺を縦横斜めに揃えることを目指すゲーム。ゲームマーケット2014春に発表され、立体のコマと視覚障がい者と健常者がともに楽しめる仕組みで注目されている。第2弾の触覚で楽しむゲーム『ダッタカモ文明の謎』もクラウドファンディングで100万円以上の資金を集めて製品化されている(TGiWニュース)。
今回の認定は「新事業分野開拓者」というもので、中小企業の新規性の高い優れた新商品の普及を応援するために産業労働局が行っている。ホームページでPRされるほか、都の機関が試験的に購入できる「トライアル発注」が柱だ。例年15商品程度が認定されており、今年度は16商品が認定された。
ギフトテンインダストリが今年2月に始めた立体コマ製作サービスの「メイカーズポスト」では、福祉作業所とのコラボも行っており(TGiWニュース)、ゲームを通じて障がい者の社会参画を推進する活動が評価されたといえそうだ。
・すごろくや:アラビアの壺
・東京都:平成27年度 東京都トライアル発注認定制度認定商品概要(PDF)