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『ローリングワールド』11月21日発売

アークライトは11月21日、林尚志氏のダイスゲーム『ローリングワールド』を発売する。イラスト・ryo@にゃも、1~8人、8歳以上、15分、2,500円。ゲームマーケット2015秋で購入できる。

2014年にOKAZU Brandから発売された『ローリング・ジャパン』(TGiWレビュー)のマップ集。日本マップ、ゲームライト社(アメリカ)から発売されるアメリカマップのほかに、ドイツ、フランスマップの計4種類が入っている。

各自6色のマス目で構成された地図をもち、7色あるダイスを袋からランダムに2個取り出して振り、そのダイスの色に対応したマスに出目の数字を書き込んでいく。「数字の差が2以上ある隣接マスを作ってはいけない」というルールで、想像力と柔軟性が試される。

人数を問わず遊べるのもメリット。たくさんの数字を書き入れて勝者になるのは誰か。『ストリームス』『クウィックス』に連なる作品で、運の要素も適度にあり、わいわい楽しめる。

マップは使い捨てのため、追加メモパッドも同時発売される。各マップ50枚ずつ入って300円(税別)。

内容物
ダイス:7個 ペン:8本 布袋:1枚 説明書:1冊
日本地図シート:1冊(50枚) アメリカ地図シート:1冊(50枚)
ドイツ地図シート:1冊(50枚) フランス地図シート:1冊(50枚)
アークライトゲームズ:ローリングワールド

Posted in 日本語版リリース

クニツィアのカードゲーム『イカロス』日本語版、10月10日発売

グループSNEは10日、R.クニツィアのブラフカードゲーム『イカロス(Icarus)』を発売した。イラスト・相沢美良、3~7人用、8歳以上、15分、1,800円(税別)。
ヴィクトリーポイントゲームズ(アメリカ)から今年発売されたばかりの新作。オリジナルは2009年にコスモス社(ドイツ)から発売された『詐欺師(Hochstapler/TGiWレビュー)』で、高く飛びすぎたがために命を失った神話の英雄がテーマになっている。
使用するのは0から7の数字が書かれた7色のカード。数字によって枚数に違いがある。各ラウンドの開始時にスタートプレイヤーがカードの色を1つ選び、全員の手札にあるその色のカードの数値の合計を予想する。以降のプレイヤーは時計回りに、その数値をどんどん吊り上げていかなくてはならない。そんなに合計が高くないと思ったらチャレンジをして、全員のカードを確かめ、失敗したプレイヤーが失点する。
手番に数値の合計を予想して宣言する前に、手札を1枚交換できるのがポイントで、ブラフでみんなを混乱に陥れることができる。ダイスゲームの『ブラフ』よりも色の種類だけ選択肢が多く、またカードのカウンティングもあって、どの色でいくか、上げるかチャレンジするかのジレンマもより悩ましい。
グループSNE:イカロス