第1回ゲームマーケット大賞、二次審査通過作品発表
ゲームマーケット大賞は、アナログゲームシーンのさらなる盛り上がりのために設立された新しい賞。国内最大のアナログゲームイベントであるゲームマーケット過去3回に発表された作品の中から作品をセレクトし、11月のゲームマーケット秋に大賞が発表される。
二次審査を通過した15タイトルの制作者13団体(OKAZU Brandとオインクゲームズから2タイトル選出されたため-2団体)には、今後1年間、出展申し込みが抽選になった場合、自動的に当選する権利が与えられる。
・ゲームマーケット公式:【ゲームマーケット大賞】二次審査通過作品 発表!
【ゲームマーケット大賞 二次審査通過作品】
Eight Epics(カナイ製作所)、MAYOR(やおよろズ)、PRINCESS ESCORT(てぃ~くらぶ)、7つの紋章、7つの部族(高天原)、ゲット☆スイートラブ(しらたまゲームス)、ゴー・ダッ・チーズ(OKAZU brand)、チューリップ・バブル(ぐうのね)、ピクテル(ボドゲイム)、ひつじとどろぼう(Power9Games)、ひとひら(桜遊庵)、ブレーメンズ(大気圏内ゲームズ)、ミネルウァ(Minerva)(OKAZU brand)、ライツ(オインクゲームズ)、海底探険(オインクゲームズ)、枯山水(New Games Order)
『ホワイトチャペルからの手紙』日本語版、10月上旬発売
2011年にネクサス出版(イタリア)から発売され、『ホワイトチャペル』というタイトルで日本語版も販売されていた作品の改訂新版。19世紀末のロンドン、切り裂きジャックがホワイトチャペルの路地に現れ、夜な夜な娼婦たち殺害していた。その切り裂きジャックを捜査員たちが追跡し追い詰めていく。
プレイヤーのうち1人が切り裂きジャックとなり、ほかのプレイヤーは彼を追う捜査員となる。切り裂きジャックは恐るべき殺人を実行した後、捜査員からの追跡を逃れ、迷路のように入り組んだホワイトチャペル地区の闇夜に紛れる。切り裂きジャックが次の殺人を犯す前に、捜査員側は推理をきかせ、お互い協力して、切り裂きジャックを何としても追い詰めていかなければならない。はたして、史上最も有名な連続殺人犯、切り裂きジャックは史実と同じく正体不明のまま逃れてしまうのか? それとも彼の秘密を白日の下に暴き、法の裁きにかけることができるだろうか?
『スコットランドヤード』で有名になった1人VS全員の追いかけっこだが、このゲームではスタート地点(犯行現場)が全員に分かっており、また切り裂きジャックは予め決めておいた隠れ家にたどり着かなければならない。この難易度の高さを、特殊移動でカバーしており、追う方も追われる方もより高度になっている。
雰囲気たっぷりのアートワークを用いた、追跡と逃走の手に汗握るボードゲームだ。
内容物:ゲームボード1枚、早見表6枚、手紙タイル4枚、捜査主任タイル5枚、特別移動トークン5枚、婦人トークン8個、巡回警官トークン7個、娼婦コマ5個、警官コマ5個、ジャックコマ2個、犯行時間トークン1個、ついたて1枚、記録シート1冊、マーカー類27個ほか
・play:game評価コメントリスト:ホワイトチャペル