名古屋ファミリーゲームフェスティバル2016、6月19日開催
今年初開催となる、アナログゲームの販売・体験イベント。将棋、ごいた、カタンなどの体験や、国産・輸入ボードゲームの購入ができる。
出展する企業は地元名古屋のボードゲーム専門店ゲームストア・バネスト、各種日本語版を手掛けるヘムズ・ユニバーサルゲームズをはじめ7つ。東京からオインクゲームズ、神戸からグループSNEも参加する。同人サークルは34団体にのぼり、購入したゲームを送るゆうパック受付コーナーが設けられるなど、あたかもゲームマーケットのようだ。
ほかにも幼児用遊具スペースがあり、お楽しみ抽選会や、知育玩具協会による講演「ファミリーゲームを楽しむための5つのポイント」と「コミュニケーションスキルを伸ばすファミリーゲームの魅力とは」も行われる。イベント名の通り、ファミリーが楽しめるイベントを目指す。
愛好者向けには、前日懇親会と当日懇親会が行われるので交流を楽しんではいかが。
・ファミリーゲームフェスティバル2016
『オー・マイ・グーッズ!』日本語版、7月上旬発売
オリジナルは2015年にオーストリアボードゲーム博物館から発売された作品で、その後すぐにルックアウトシュピーレが取り扱いを開始し、『ロイヤルグッズ』などの邦題で流通していた。今年になって、日本、ポーランド、イタリア、ハンガリー、ギリシャ、チェコ、オランダ、中国、アメリカで各国語版が発売される。
中世のヨーロッパで、道具、樽、鉄、ガラスなど、幅広い商品を製造する職人となる。資源を手に入れ、商品製造のための建物を建て、助手たちを雇い、効率よく商品を製造しよう。
最初の設備は「炭焼き小屋」のみ。各ラウンドは「日の出」と「日暮れ」の2つに分かれ、「日の出」ではその日に使用可能な資源が公開される。それを見て各プレイヤーはその日の計画を決める。「日暮れ」では、市場で公開された資源を元に、日中に決めた設備を稼働させて商品を生産し、建物の建設をする。一定の条件を満たせば、商品チェーン(連鎖)を使って、1つの建物で追加の商品を生産することも可能。こうして建物、商品、助手の勝利点合計を競う。
デザイナーは『ポート・ロイヤル』、『ブルームサービス』、『モンバサ』で近年注目を浴びるA.プフィスター、イラストは『アグリコラ』シリーズのK.フランツが担当。各カードは1枚で「資源」、「建物」、「商品」の3つの機能をもち、コンパクトで手軽に遊べる拡大再生産カードゲームだ。
内容物 カード 110枚、ルールブック
・TGiWレビュー:ロイヤルグッズ(ドイツ語版)