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都道府県ボードゲームカフェ・プレイスペースランキング2024

昨年、佐賀にボードゲームプレイスペースがオープンし、全都道府県でボードゲームカフェバー・プレイスペースができた。当サイトでは昨年、都道府県別人口10万人あたり店舗数ランキングを発表したが、あれから1年、どのように変動したのだろうか。

昨年の1位だった東京を抜いてダントツ1位に躍り出たのは、前回5位の島根。ボードゲームカフェはないがプレイスペースが5軒もあり、10万人あたり0.75と東京を0.1ポイントも上回っている。隣県の鳥取も17位から8位に順位を上げた。ほかに人口100万人未満の県で上位に入ったのは和歌山(9位)と山梨(11位)。

大阪・京都・東京は僅差で並んでいる。前回1位だった東京は0.75から0.1ポイントも下がり、大阪と京都に抜かれて4位。京都府の17軒はすべて京都市内(府人口の54%が居住)にあるが、大阪府の59軒のうち大阪市内(府人口の31%が居住)にあるのは41軒(69%)とより密集度が高い。東京都(92軒)では、23区内(都人口の69%が居住)にあるのは82軒(89%)。

実人口に比して順位が低いのは埼玉(36位→44位)と神奈川(38位→32位)と千葉(19位→30位)。東京に客が流れる構図が浮かび上がる。地方別では(宮城ではなく)青森(14位)を除く東北地方と、福岡(18位)を除く九州地方が下位に甘んじている。

全国平均は0.38軒/10万人とほんのわずかではあるが上昇。30万人エリアに1軒ずつある計算だが、平均を上回ったのは16位の兵庫までとなっている。

ボードゲームカフェバー・プレイスペースリンク集

Bgcaferanking2024

以下、県別データと昨年からの変動。 “都道府県ボードゲームカフェ・プレイスペースランキング2024” 続きを読む

Posted in 日本語版リリース

残り1枚だけが得点『エフテーヴェー?!』日本語版、1月26日発売

サニーバードは1月26日、『エフテーヴェー?!(FTW?!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:F.フリーゼ、イラスト:H.リースケ、2~6人用、8歳以上、25分、1760円(税込)。1月14日まで先行販売受付中。

ネットスラング「For The Win(最高/最強/しか勝たん)」から取られたゲームタイトル。2023年に2Fシュピーレ(ドイツ)から発売された。『5本のキュウリ』『フッチカート』『フォッペン』に続くシンプルで中毒性の高いカードゲームだ。

配られたカードを3枚ずつ隣プレイヤーと交換してからスタート。手番には場札より数字が大きいカードを場に出すか、数字が小さいカードを「お助けカード」として自分の前に出すか、場札を上回るように「お助けカード」を足して出す。

こうして誰かの手札が1枚になったらラウンド終了で、残り手札のうち最も大きい数字1枚が得点、残りのカードの数字が失点になる。プレイヤー人数のラウンドで合計得点を競う。

「お助けカード」を使って数字の高いカードを温存したいところだが、「お助けカード」にすると場札から1枚手札に入れるので手札が減らない上に、リセットがかかって次の人が低いカードを出しやすくなる。どこまで我慢するかで駆け引きが生まれるトリッキーなカードゲームだ。

サニーバード:エフテーヴェー?! 日本語版