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恥ずかしいこと聞いてみたい!『プライバシー』日本版、12月中旬発売

ディアシュピールは12月中旬、面と向かって聞けないような恥ずかしい質問にこっそりと答え、Yesの数を予想するゲーム『プライバシー(Privacy)』日本版を発売する。ゲームデザイン・R.シュタウペ、グラフィックデザイン・タンサンファブリーク、5~12人用、18歳以上、45分、3,980円(税込)。12月2~3日のゲームマーケット2017秋にて先行販売される。
オリジナルは2004年、アミーゴ社(ドイツ)から発売された作品。好評につき『プライバシー2』『プライバシー激辛』『プライバシークイッキーズ』『プライバシーナンバーズ』と続編が発売されている。輸入版がメビウスゲームズで取り扱われたことがあったが、下ネタの多さと言語依存の高さに加え、ドイツと日本のお国柄の違いもあってプレイされる機会が少なかった。
「留年したことがある」「浮気をしたことがある」「通販でアダルトグッズを購入したことがある」「経験人数は10人以上」などの質問に対し、参加者がYESかNOで答え、全体でYESが何人いたかを当てる。誰がYESで誰がNOだったかは分からないようになっており、答えにくい質問も正直に答えられる。参加者の顔ぶれからは想像もつかない結果が出てきたときの驚きに、盛り上がり必至のゲームだ。
今回の日本版に際し、質問を日本語化しただけでなく内容も調整。下ネタの多さは変わらないが、言語依存の高さとお国柄の違いは解消され、より遊びやすく、盛り上がれるようになっている。飲み会などで大活躍しそうなパーティーゲーム、待望の日本版登場だ。
ディアシュピール:プライバシー日本版

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シュピール’17:ブルーオレンジゲームズ

クイーンドミノ(Queendomino)
ゲームデザイン・B.カタラ、イラスト・C.ブーケ
2~4人用/8歳以上/25分
今年のドイツ年間ゲーム大賞に輝いた『キングドミノ』の続編。テンデイズゲームズから日本語版が発売予定。タイルを順番にとって自分の王国を広げていくだけでなく、特殊効果をもつ建物が加わってより戦略的になる。中央ボードから新しい建物を買い、赤いエリアに建てる。建物はエリアによる勝利点や塔、騎士をもたらす。塔が多いところにクイーンが訪れ、クイーンがいる間は建物のコストが下がる。騎士は王国に配置すると徴税の収入をもたらす(最初から1体もっている)。ドラゴンに1金を支払うとほかのプレイヤーがほしそうな建物を1つ焼き払ってくれる。
さらに『キングドミノ』と組み合わせて「ロイヤルドミノ」ルールでプレイすることもできる。『キングドミノ』が物足りなくなったゲーマーは遊んで見る価値がありそうだ。

光合成(Photosynthesis)
ゲームデザイン・H.ハッハ、イラスト・S.ミラモン
2~4人用/8歳以上/45~60分
森の周囲を回転する太陽の光エネルギーを利用して木々を育成するボードゲーム。太陽がある方向から当たると、日向になっている木はその高さに応じてエネルギーを得て成長し、新しい種を撒き散らす。その木が成長すれば得点になるが、成長するほど影になる部分が多くなり、影になった木には光エネルギーを得られなくなる。太陽が移り変わっていく中、どこに種を広げれば日向のところにあり続けられるか、戦略的な戦いが繰り広げられる。

パニックマンション(Panic Mansion)
ゲームデザイン・A.グラナールド、イラスト・D.S.ペダーセン
2~4人用/6歳以上/20分
呪われたマンションから脱出することを目指すアクションゲーム。『アイスクール』のように箱を区切ったマンションの中で、幽霊やクモや目玉のいる部屋をくぐり抜け呪いを解く。最初に5つの課題をクリアして、カードで指示された部屋に移動できるのは誰か?