『あやつり人形新版』日本語版で11月18日発売
2000年にドイツで発売され、アークライト社から日本語版が発売されていたロングセラーをリメイク。ファンタジーフライトゲームズから独立したウィンドライダーゲームズが手がけ、今春には旧版の版元であるハンス・イム・グリュック社からドイツ語版が発売された。
プレイヤーはさまざまなキャラクターをひそかに選択し、順番にコールされてアクションを行っていく。どのキャラクターを選んだか分からないようにポーカーフェイスを駆使して、お金を集め建物を作る。
新版ではこれまでに登場したカードに加え、拡張セット『暗黒の王』のカードも同梱されたほか、イラストを一新しカードサイズを拡大。さらに新しい拡張も加わっている。
内容物:キャラクターカード27枚(69×119mm)、建物カード84枚(57×88mm)、キャラクタートークン:27個、令状マーカー3個、脅迫マーカー2個、王冠コマ1個、早見表シート6枚、金貨トークン30枚、ルール説明書1冊
シュピール’17:シュピールヴィーゼ出版
デザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・A.ベークホフ
1~4人用/10歳以上/15~60分
昨年『コテージガーデン』でデビューしたベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」が、再びローゼンベルクを擁してパズルゲームを発表する。ローゼンベルクはパズルタイルを用いた作品をこのところよく作っているが、シュピールヴィーゼでは『コテージガーデン』『インディアンサマー』と今後発表する新作を併せて「パズル3部作」と呼んでいる。ホビージャパンから日本語版予定。
「インディアンサマー」とは、冬が始まる前の小春日和のこと。ニューイングランドを舞台に森を木の葉でいっぱいにするタイル配置ゲーム。プレイヤーボードに、さまざまな形の木の葉タイルを配置し、隙間はリスチップを配置して、全てのマスを埋めることを目指す。紅葉でいっぱいの森が広がる美しさが楽しめる。
木の葉タイルには穴が空いており、もともとプレイヤーボードに印刷されている木の実・キノコ・ベリー・羽根が穴から見えるように配置することで、それらのアイテムを獲得し、その特殊効果を使えるようになる。さらに穴をつなげてパターンを作ることで動物タイルを獲得でき、さらに宝物が手に入るという、二重のパズルになっている。
(Boardgamegeek)
デザイン・S.ヴァグナー、イラスト・K.フランツ、M.メンツェル
2~4人用/12歳以上/70~120分
ドイツ年間ゲーム大賞の奨励賞受賞者によるデビュー作品。発売元はペガサスシュピーレで、ホビージャパンから日本語版予定。テーマはスチームパンク。商業帝国ノリアで、空中に浮かぶ島を見つけ、資源を集め、船を買い、工場を建設する。名誉あるプロジェクトに投資し、秘密を政治家に渡して成功を収める。
「ホイールビルディング」がシステムの中心で、各プレイヤーは、3つのリングを組み合わせたアクションホイールにディスクをはめこんでアクションを構成する。ディスクは交換可能でグレードアップもでき、ゲームが進むにつれて新しいディスクを入手し、ホイールのリングを操作してアクションを組み立てるのだ。
(Brettspiel-News)
イラスト・C.ボルトリーニ、イラスト・P.フォンタグニア
2~4人用/8歳以上/10~20分
発売はペガサスシュピーレから。カードをめくり、そこに描いてある動物や場所が入ったカードをめくっていく記憶ゲーム。違うカードをめくってしまったら脱落。最後に残ったプレイヤーが財宝を手に入れる。カードの位置はゲームを通して変わらないので、記憶することは増えていく。さらに上級者ルールでは絵柄によって特殊アクションが入り、よりエキサイティングになるだろう。
(Boardgamegeek)