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『カードライン:恐竜編』日本語版、5月中旬発売

ホビージャパンは5月中旬、動物雑学カードゲームの第二弾『カードライン:恐竜編(Cardline: Dinosaurs)』日本語版を発売する。2~8人用、7歳以上、15分、2200円(税別)。
恐竜のいろいろな特性を順番に並べるゲーム。好評発売中の歴史雑学カードゲーム『タイムライン』の姉妹編としてアスモデ社(フランス)からシリーズ化されている作品で、オリジナルは2014年に発売された。
全110枚のカードそれぞれにはさまざまな恐竜と、その動物の大きさ、重さが記されている。このカードをその時のルールで決めた大きさか重さの順に正しく並べていくのが目的。
場札の右か左に、手札の1枚を出す。出したカードをめくって、置いたとおりに前のカードより特性が多い/少なかったらOKで、違っていたらカードを捨てて1枚引かなければならない。だんだん狭くなってくる領域に、うまくはめこむことはできるか。「ディプロドクスは、明らかにティラノサウルスよりは重そうなんだけど、ブラキオサウルスと比べたらどうだろう? 僕は、その3体よりもステゴザウルスの方が軽いと思うんだけど、ケナガマンモスと比べたらどうだろう?」などと悩むことになる。
遊び方は簡単で、楽しみながら恐竜の知識も身につく、子供から大人までエキサイティングにプレイできるカードゲームだ。2014年に発売された『カードライン:動物編』と組み合わせて遊ぶこともできる。

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プフェファークーヘル2018に『アズール』

今年度の新作ゲームの人気を占う「プフェファークーヘル(Pfefferkuchel)」の結果が7日、ドイツのボードゲーム情報サイトにて報告された。
「プフェファークーヘル」は、イースターの休日を利用して約400名の参加者がホテルに集まり、1週間ボードゲームを遊ぶイベント。参加者は気に入ったゲームを3つまで挙げ、これに上から3,2,1点として集計している。このランキングで上位だったゲームが秋に発表されるドイツゲーム賞に入りやすく、予備投票に近いものとして注目される。
今年の一番人気は『アズール』。昨年秋の発売以来、高く評価されているタイルコレクションゲームで、日本語版も2月に発売されたが品薄となっている。2位はノルウェーの戦略ダイスゲーム『サンタマリア』、3位はドイツの戦略ダイスゲーム『バイオスフィア』。
10位以下は次の通り。今年もこの中の多くがドイツゲーム賞に入賞すると考えられ、また現在選考が行われているドイツ年間ゲーム大賞・ドイツ年間エキスパートゲーム大賞へのノミネートも期待される。
【プフェファークーヘル2018】
1位:アズール(Azul/プランBゲームズ)160点
2位:サンタマリア(Santa Maria/アポルタ)89点
3位:バイオスフィア(Biosphere/DDD出版)88点
4位:ガンジスの藩王(Rajas of the Ganges/フォイヤーラント)85点
5位:クヴェードリンブルクのやぶ医者(Die Quacksalber von Quedlinburg/シュミット)76点
6位:ザ・マインド(The Mind/NSV)65点
7位:アルティプラーノ(Altiplano/dlpゲームズ)65点
8位:ウッドランド(Woodlands/ラベンスバーガー)39点
9位:レース・トゥ・ニューファンドランド(Race to the New Foundland/ハンス・イム・グリュック)37点
10位:イスタンブール:ダイスゲーム(Istanbul – Das Würfelspiel/ペガサスシュピーレ)35点
Brettspielbox:Pfefferkuchel – Oberhof 2018