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鳥居をたくさんくぐって『千本鳥居』日本語版、4月9日発売

アークライトゲームズは4月9日、『千本鳥居(The One Hundred Torii)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.カプート&E.バラフ、イラスト・V.デュトレ、1~4人用、8歳以上、45分、4500円(税別)。
ペンシルファーストゲームズ(アメリカ)がキックスターターで資金を集めて今年製品化したばかりの日本テーマのタイル配置ゲーム。1100人が58000ドル(600万円)を出資した。美しくも神秘的な日本庭園を作り、途中で出会う旅人の協力を得て、数多くの鳥居をくぐって勝利点を競う。
手番にはタイル1枚を場に出し、タイルに描かれた名所トークンを1つ獲得する。さらに、始点となる中央のタイルから配置したタイルまでの道筋にある赤い鳥居の数だけ同じ種類の名所トークンを、青い鳥居の数だけ異なる種類の名所トークンを獲得できる。名所トークンは組み合わせて、他の旅人から協力を得たり、勝利点を増やしたりしていく。
他のプレイヤーの狙いを阻みつつ高得点を獲得できる道筋を見出し、旅人の能力によって状況を逆転させるところに駆け引きやドラマが生まれる。
また、ソロゲームとして強力なライバル「おナツさん」と勝負するルールも収録。V.デュトレによる美麗なグラフィックで、神秘的なゲームの世界をさらに鮮やかに描き出す。
内容物、スタートタイル 1枚、庭園タイル 42枚、名所トークン(小) 120個、名所トークン(大) 24個、銭貨トークン 8枚、旅人トークン 20個、囲い地トークン 4個、達成トークン 10個、侍&歌人コマ 2個、早見表 2枚、ソロゲーム用ボード 1枚、ルール説明書 1冊
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日本ボードゲーム大賞2019に『ラマ』ダブル受賞

NPO法人世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は8日、日本ボードゲーム大賞2019を発表した。選考部門(ゆうもあ賞)、投票部門ともに『ラマ』が大賞に選ばれた。
今年で18回目を迎える日本ボードゲーム大賞。昨年1年間に日本国内で新発売された国産・日本語版・輸入・同人ゲーム336タイトルの中から大賞を選んだ。
投票部門は昨年12月から今年2月まで、約2ヶ月にわたってネットなどで行われ、27都道府県から127名(昨年比-97名)が参加した。各自ベスト5まで記入できる方式で、1位5点、2位4点、3位3点・・・として集計した結果、『ラマ』が1位となった。昨年の『テラフォーミンズ・マーズ』から一転、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたライトなカードゲームが選ばれた。メビウスゲームズから日本語版が発売されている。
2位以下の順位は下記の通り。国産ゲームでは5位に『ボブジテン』、9位に『なつめも』が入賞している。
選考部門(ゆうもあ賞)は、ゲームをあまり遊ばない家族向けにゆうもあがお薦めする作品。こちらも大賞は『ラマ』が選ばれた。日本ボードゲーム大賞でダブル受賞したのは、2017年の『キングドミノ』以来2年ぶり2回目となる。
【日本ボードゲーム大賞2019】
選考部門
ゆうもあ賞:ラマ(L.A.M.A)
ノミネート:空手トマト(Karate Tomate)
ノミネート:スライドクエスト(Slide Quest)
投票部門
大賞:ラマ(L.A.M.A)141点 (得票率:34.65%)
2位:レスアルカナ(Res Arcana)59点 (得票率:14.50%)
3位:クランク!(Clank!)54点 (得票率:13.27%)
4位:ゲスクラブ(Guess Club)46点
5位:ボブジテン 45点
6位:ニュートン(Newton)43点
7位:おろかな牛(Blode Kuh)40点
8位:適当なカンケイ(Qui Paire Gagne)38点
9位:なつめも 35点
10位:ザ・マインド(The Mind)33点
NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2019 ゆうもあ賞 決定
NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2019 投票部門 発表!