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アンドール世界のタワーアタック『リートブルク攻城戦』日本語版、11月19日発売

アークライトゲームズは11月19日、『アンドールの伝説:リートブルク攻城戦(Die Befreiung der Rietburg)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.ヘヒト、イラスト・M.メンツェル、2~4人用、10歳以上、40分、3600円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。
『アンドールの伝説』の世界観でプレイする協力ゲーム。デザイナーは『アンドールの伝説CG 災いの島の冒険』も担当したヘヒトで、オリジナルはコスモス社(ドイツ)が2019年秋に発売した。ゴルやスクラルに占領されてしまったリートブルク城を英雄たちが奪還することを目指す。
プレイヤーはそれぞれ特殊な能力を持つ英雄を受け持ち、アイテムや仲間を見つけ、6つの試練のうち4つを達成して、城を解放しなければならない。その前に黒竜タロスが到達してしまえば、全員の敗北となる。
物語の幕間を埋め、『アンドールの伝説』のクライマックスを新たな角度から再体験できる作品。物語カードの流れにより、城のどこを攻められるのかなど毎回違う展開が楽しめる。
内容物:城ボード 1枚、小さなカード 120枚、勇者コマ(コマ立て付属) 6個、意志力トークン 18枚、矢筒 16本、魔術書 6冊、クラムの斧 1本、水の精ファラ 1体、ルールブック 1冊
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シュピール・デジタル’20:ルックアウトシュピーレ

ハラータウ(Hallertau)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・R.ジーグモン、1~5人用、12歳以上、50~140分。
世界一のホップ産地であるドイツ南部のハラータウ地方を舞台に、農作物を栽培し、羊を育て、村を発展させるワーカープレイスメントゲーム。日本語版はホビージャパンから発売予定。
20のアクションスペースに労働者を置いてアクションを行う。すでに労働者のいるアクションスペースでも、労働者を増やせばアクションができる。労働者ははじめ6人しかいないが、品物を揃えて作業をすすめると村が発展し、1ラウンドに使える労働者の数が増えるようになっている。
アクションスペースで獲得した品物は、手札を使ってさまざまなものに変換できる。カードは用途別に4種類、全部で330枚あり、すべてユニーク。コンボだけでなく、プレイするタイミングまで自由自在。
羊を飼育するとミルクや羊毛や肉にできるが、延命しないとゲーム途中で死んでしまう。また農作物は畑に種をまいて収穫するが、休耕しないと収穫量が落ちてしまう。これらのマネージメントも勝敗に直結するだろう。
『アグリコラ』のテイストを残しつつ、新機軸を盛り込んだゲーマーズゲームだ。

グラスゴー(Glasgow)
ゲームデザイン・M.フェルナンデス=グランドン、イラスト・K.フランツ、2人用、10歳以上、30分。(2020夏新作)
スコットランド最大の都市グラスゴーを舞台に、18世紀の商人となって成功を競うタイル配置とリソース管理のゲーム。石材と鉄鋼をもって始め、環状に並べられたアクションタイルを『パッチワーク』のようなタイムトラック方式で移動してアクションを行う。資材を売買し、工場を稼働させる契約アクションと、資材を集めて建物を建てる建設アクションがあり、建物は中央に2人共通で配置し、すでにある建物に隣接して置かなければならず、4×5の広さ制限がある。


アグリコラDデッキ(Agricola: Dulcinaria Deck)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・K.フランツ、1~4(拡張を加えて6)人用、12歳以上、90~150分。プレイするためには『アグリコラ(リバイズドエディション)』が必要。
小さな進歩カード60枚と職業カード60枚が入った拡張デッキ第4弾。


ヌースフィヨルド:サケデッキ(Nusfjord: Salmon Deck)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・P.ゼーダー、1~5人用、12歳以上、プレイヤー人数×20分。プレイするためには『ヌースフィヨルド』が必要。
『カレイデッキ』に続く2番目の拡張デッキ。A,B,Cの建物カード44枚はメカニクスのより深い理解が必要で上級者向け。そのほかに長老カード1枚と、メタルコインが付属する。


パッチワーク・クリスマス(Patchwork Xmas)
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・K.フランツ、2人用、8歳以上、30分。
パズルピースが布切れからクリスマスプレゼントになったバージョン。ルールの変更はない。『パッチワーク』を未所有の方へのプレゼントとして想定されている。