仲良く交易か独りで暗殺か『皇帝の黒い噂』11月中旬発売
同社がゲームマーケット2016春で頒布した『ぱーぷりるぷりー』にテーマを加えたセルフリメイク。地中海帝国の諸侯となり、帝国の繁栄と共に、産物の交易で富を蓄える。
各プレイヤーは金、香辛料、ガラス、布、ぶどう酒、オリーブ、砂糖という7種類の交易品から3枚の手札を持ち、全員で相談してから一斉に1枚を出す。ほかの人とかぶっていれば得点になり、5ラウンドで合計点を競う。
誰ともかぶっていない交易品は0点になってしまうが、そのプレイヤーが1人だけならば「皇帝の黒い噂」が流れ、「皇帝の黒い噂」を2回流したプレイヤーは皇帝を暗殺して帝国を滅亡させ、サドンデス勝利となる。
相談は嘘をついてもよく、残った交易品が何かを見極めながら、得点の高い交易品を狙うか、皇帝暗殺に走るかで思惑が絡み合う。思わぬバッティングに盛り上がる多人数ゲームだ。
・トイドロップ:皇帝の黒い噂
鳴きマネでバレバレ!『どうぶつババ抜き』11月26日発売
引いたカードに書かれている動物の鳴き真似をしなければならないババ抜き。デザインは『犬ババ抜き』などの作品があるオオヤマゲームの大山功一氏。誰がどの動物を引いたかわかることで推測の要素が加わり、また動物園のような楽しい雰囲気が味わえる。
ババにあたるのは「カラス」で、これを引いた人は「カァー」と鳴くことになるので、周囲にはバレバレとなる。しかし誰か1人を選んで手札をすべて取り替えるといった特殊効果を加えることもでき、普通のババ抜きとは異なる楽しみ方ができる。
動物の鳴き方は、その動物であることがわかれば自由。小さな子どもも親子で楽しめるパーティーゲームだ。