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ゴー・ダッ・チーズ(Go da Cheese)

えっ、何で私がチーズもらえるの?! イヌ、ネコ、ネズミのカードを出してチーズを取り合うカードゲーム。OKAZU Brandがゲームマーケット2015春で発表した作品で、10月のエッセン・シュピールにも出展される。国際的にも評価がすっかり定着したOKAZU Brandだが、このゲームもその期待を裏切ら…

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コクーン・ワールド ザ・ボードゲーム(Cocoon World: The Board Game)

タイルの指示に翻弄 ファンタジーワールドの地下空洞を舞台にしたすごろくゲーム。シンプルで先の読めないドタバタな作品である。 手番には2個のダイスをタワーに入れて振り、その合計だけ自分のコマを進める。そして止まったマスが空いていたら手持ちのタイルを置き、その指示に従う。たいていは「○マス戻る(進む)」…

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ゲーム全格納庫(Allerley Spielerey)

全部別々のボード、しかも木製 R.クニツィアの幻のゲームアンソロジー。『古代ローマの新しいゲーム』(1994年)と同じ年に発売されたが、木製のケースに木製のボード、さらにワインまで入っている豪華仕様で、限定100セットしか作られていない。テーマはドイツ兵で、木製ボードのデザインに反映されている。 2…

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原始人の晩餐(Primitive Men’s Dinner Party)

食べ過ぎない バッティングしないように狩猟か採集を選んで、たくさん食料を集めるカードゲーム。『オレカジ!』のタガミゲームズがゲームマーケット2015春に発表した。食料を支払って雇う仲間の特殊能力によって、各プレイヤーの狙いが絞られ、読み合いが熱い。 獲物を狩りに行くか、果物を採りに行くか、どちらにも…

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ゲット・ラッキー(Get Lucky)

チャンスは寝て待て 『キル・ドクターラッキー』(1996年)という、ゲーム愛好者には有名な作品がある。館の中で、ラッキー博士とふたりきりになる機会を作り、ほかのプレイヤーに見られないところで殺害するというアメリカのボードゲームだ。心惹かれる設定とは裏腹に、お互いに妨害しあって殺害がなかなか成功せず、…

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グラスロード(Die Glassstraße)

18世紀のドイツ・バイエルン地方を舞台に、ガラスや資源で得点にするゲーム。『アグリコラ』のローゼンベルクがデザインし、日本語版がテンデイズゲームズから発売されている。エッセン・シュピール’13でスカウトアクション3位、ドイツゲーム賞2014で9位。ラウンド数が少なく、比較的短時間で終わる…

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コルト・エクスプレス(Colt Express)

走る列車の仲が悪い強盗たち 無法者たちが動く列車を舞台に強盗を繰り広げるフランスのパーティーゲーム。車両を移動したり、屋根に登って撃ち合いをしたりと、西部劇ならではのあのシーンを、リアルな組み立て式の列車ギミックで楽しむことができる。 ゲームのシステムはプロット方式。このラウンドにしたい行動をカード…

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カタンの開拓者たち:古代エジプト(Die Siedler von Catan: Das Alte Ägypten)

ナイルを渡ってピラミッド建設 『カタンの開拓者たち』シリーズの最新版。スタンドアローン(拡張でない独立作品)ものとしては、ウィーン(2013年)やドイツの州バーデン・ヴュルテンブルク(2012年)など、ルール変更のないご当地ものが近年発売されてきたが、この作品はルールに変更があり、プレイ感に変化を持…

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クレムリン(Kremlin)

目立ったら粛清 ソビエト政界の黒幕に扮し、息のかかった政治家を出世させて書記長に仕立てあげる政治ゲーム。ソ連崩壊前の1986年にファタ・モルガーナ社(スイス)より発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネート。アヴァロンヒル社(アメリカ)から英語版も発売されたことがある作品を、昨年、ニューゲームズオーダ…

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海底探険(Deep Sea Adventure)

最後の一振りで奇跡の生還! 限られた酸素の中で、できるだけ深く潜って宝を集めてくるゲーム。オインクゲームズが2014年秋のゲームマーケットで発売した。地上で遊んでいるのに、だんだん息が苦しくなっていくかのような感覚が味わえる。 全員、潜水艦からスタート。自分の番にはサイコロを2個振って(1~3しか出…