Posted in  国産

ゴートゥー!!(GoTo!!)

補助金があるから安心? 日本各地にホテルを建設し、宿泊してもらうことで政府からの補助金を得るボードゲーム。社会派ボードゲームデザイナーの北条投了氏の作品で、先月大阪で行われたボードゲームフェス「盤祭 Re-3rd」にて頒布された(ディスカバリーゲームズの通販 で購入)。 盤面は一見すると『モノポリー…

Posted in

カートグラファー(Cartographers: A Roll Player Tale)

空けておいたらモンスターを描かれた RPGキャラクターメイクゲーム『ロールプレイヤー』のサンダーワークスから発売されたフリップ&ライトゲーム。ペガサスシュピーレから発売されたドイツ語版が今年、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた(大賞は『ザ・クルー』)。グリッドにポリオミノを記入してい…

Posted in  国産

海拓者(Kaitakusha – See Settlers)

迷走してもどの島に寄るか 真っ直ぐには進めない船で島を巡り、建物を作りつつ向こう側を目指すボードゲーム。ゲームマーケット2020大阪で発表される予定だった作品で、関西のボードゲームカフェとプレイスペース付きショップ9店舗による「ボードゲームセレクション2020」で大賞に選ばれた。 各自、自分の船をゲ…

Posted in

カタン 宇宙開拓者版(Catan: Sternenfahrer)

運命背負い今とび立つ 宇宙船に乗って広い宇宙を航海し、惑星を開拓するボードゲーム。1999年に発売された初版を昨年、作者がセルフリメイクして発売した。1999年当時は珍しいビッグサイズのボードゲームだったが(国内価格は8500円)、10000円超えのボードゲームがどんどん発売されている今、十分売れる…

Posted in

ゲスクラブ(Guess Club)

お互いの書きそうなことを予想するクラブ お題に対してほかの人と同じ答えを書く台湾のコミュニケーションゲーム。昨年、当サイトの日本語版リリース記事で最もアクセス数の多かった作品である。 写真のお題は「頭にくること」。お題が発表されたら自分のミニホワイトボードに6つ答えを書く。自分が頭にくることではなく…

Posted in  国産

斯くして我は独裁者に成れり(In This Way I Became a Dictator)

独裁者はみんなで作るもの 7枚の手札をみんなの情報をもとに捨てていって、最後残した1枚が勝利条件を満たすようにする推理とブラフのカードゲーム。ゲームマーケット2018秋にクリエイティブAHCから発表され、今年はこのゲームをテーマにした演劇も公演されている。正体が最初から決まっているのではなく、徐々に…

Posted in

ギズモ(Gizmos)

出玉爆発 エネルギーボールを使ってエンジンを増強していくコンボ型拡大再生産ゲーム。1時間程度で終わるミドル級のドイツ式ボードゲーム(『イムホテップ』『クマ牧場』『ジンジャーブレッドハウス』)で台頭しているウォーカー=ハーディングの作品で、コンボが決まるとものすごいブーストがかかる快感を楽しめる作品だ…

Posted in

禁断の空(Forbidden Sky)

電気を通してロケットを飛ばす 日本語版が発売された『禁断の島』(2010年)、その続編『禁断の砂漠』(2013年)に続く協力脱出ゲーム第3弾。今年のオーストリアゲーム賞(Spiel der Spiele)で大賞に選ばれている。今度は強い嵐が襲いかかる天空の城が舞台で、残されたロケットを修理して脱出す…

Posted in  国産

カンバン・メニュー(Kanban Menu)

メニューで決まるカフェのカラー 小さなカフェでメニューを増やして評判を競うカードゲーム。『リキュール・ザ・ゲーム』に続く黒田尚吾デザイン・ちゅぱみイラストのユーロスタイル日本ゲームで、ゲームマーケット2019大阪で頒布された。特殊能力と得点のバランスという、昨今のユーロスタイルゲームが取り組んでいる…

Posted in

カヴェルナ:忘れられた部族(Caverna: Vergessene Völker)

生活の情景が目に浮かぶ ドワーフたちがワーカープレイスメントで森林と洞窟を切り拓く戦略ゲームの拡張セット。長所も短所もある8つの部族が入っており、異なるスタートラインで多様な展開が楽しめる。今回は森を自由自在に使える「エルフ」、キノコを生み出せる「青白きもの」、犬も食べる「トロル」の3人戦。 「エル…