主にファミリーゲームで頭角を現している出版社です。パズルゲームを含めて46タイトルを用意しており、ここに紹介するのはその一部です。
F.フリーゼ作、2~6人用、10歳以上、45~60分。
『ファウナ』の続編で、今度は動物ではなく地理の知識を試します。バイカル湖の水深や、ロンドンタワーブリッジのオープン年、アマゾン川の長さなどを、ボード上にコマをビッドして当てます。全く分からなくても、ブラフで皆を混乱させれば勝つチャンスがあります。
E.カラゲーツ&V.マース作、3~12人用、12歳以上、30分。
チーム戦で6人の有名人を誕生日順に並べます。チームのメンバーに有名人カードが配られるので、協力して情報を交換していきます。そのとき有名人の名前も、数字も言ってはいけません。急いで情報を集め、正解を導きましょう。
I.デ・ファベリ作、2~5人用、8歳以上、30分。
5分間の間にできるだけたくさんの課題をこなします。デジタルタイマーで時間をはかりますが、時間を巻き戻したり、タイマーを交換したりすることもでき、時間が伸縮します。
M.N.アンデルセン作、2~4人用、10歳以上、20分。
ドワーフたちが鉱山の中で水晶を探します。それぞれ別々の坑道を進み、エルフのヒントに従って水晶を探します。誰かが全て見つけた時点でラウンド終了となり、それまでに集めた分が得点になります。1週間(7ラウンド)で最も多く得点したドワーフが勝ちます。
A.マイニーニ作、2~3人用、8歳以上、20分。
生と死がせめぎあうアブストラクトゲーム。生のプレイヤーと、死のプレイヤーが、円形のボードで陣取りを行います。手番にはコマを置くか、ボードを回すか。ボードはいくつかのエリアに分かれており、生のプレイヤーは全部のエリアにコマを置くこと、死のプレイヤーは1エリアか1サークルを埋めることが目的です。3人プレイではミイラが登場し、生と死のどちらの目的も防ぎます。
L.ルショー作、1~6人用、8歳以上、30分。
『ウルル』の作者であるデンマーク人デザイナーのパズルゲーム。コスモス社からも『ディメンション』というパズルゲームを発表します(プレビュー)。今回の課題カードが並べられ、砂時計の制限時間内にそれらをできるだけ満たすようにコマを並べます。『ウルル』と同じ流れですが、マイボードが異なります。6×6マスになっており、そこにサボテンや鳥の絵が描いてあり、赤・青・黄の線があります。これらが複雑に絡み合い、パズルを面白くします。7ラウンドで最も得点の高い人が勝ちます。
A.アシュト&K.クーア作、2~4人用、5歳以上、20分。
フンコロガシの親が子どもたちのためにフンを団子状にしました。山の反対側で待つ子供たちのために、山を登って運んでいきます。頂上からはちょっと押せば転がって穴に入ります。でも草むらにはハリネズミが隠れていて、一緒に転がって遊びます。自分のフンを全て巣まで持ち帰ったら勝ちです。
キンジロー作、2~4人用、8歳以上、20分。
夜の闇の中で動物のゾンビ「ゾンビースト」が目を覚まします。満月になるとゾンビーストたちは登場します。一番価値の高い動物を捕まえたプレイヤーが勝利します。
D.ゴメス&J.M.アルエ作、2~4人用、5歳以上、15分。
ライオン、キリン、シマウマなど、指定された動物の写真をいち早く撮ります。見つけたらベルを押して、一番早く押した人が写真を撮ったことになります。しかし動物を見つけるのは簡単ではありません。
M.フォックス作、7~41人用、8歳以上、20分。
人狼系のパーティーゲーム。毎晩ニワトリが一匹ずつ消えていく中で、隠れたキツネを探し出します。さまざまな役職が入っています。スポケットゲームズ(イギリス)から2013年に発売された同タイトルのドイツ語版です。
F.ロッタ作、2~4人用、7歳以上、15分。
ヒツジの群れが移動して牧場をいっぱいに埋めていきます。ヒツジコマのスタックの数だけスタックを移動し、元あったマスにコマをひとつ残します。こうして場所がどんどんなくなっていき、どのヒツジも動けなくなった人は脱落します。最後まで残った人が勝者です。ブルーオレンジゲームズ(アメリカ)から2013年に発売された『バトルシープ』のドイツ語版です。
★カミサド・マックス(Kamisado MAX)
P.バーレイ作、2人用、10歳以上、20分。
自分のドラゴンタワーが相手陣地に先に入ることを目指すアブストラクトゲームのボードが、8×8マスから10×10マスに広がり、新しい移動ルールと新しいタワーが加わってより複雑になります。
★カミサド・ポケット(Kamisado MAX)
P.バーレイ作、2人用、10歳以上、20分。
『カミサド』のポケットサイズ版です。