昨年のエッセン・シュピールで発表した『ロシアンレールロード』が高い評価を集めています。ニュルンベルクではファミリーゲーム寄りの作品を発表します。
M.カレンボーン、M.プリンツ作、2~4人用、10歳以上、60分。
タイルを配置してコマを置いていく配置ゲーム。プレイヤーは神官となって、自分の土地を開拓し、街を作り、神殿を建てて文明を繁栄させます。ギリシャ神話の太陽神ヘリオスの恩恵を受けますが、光があるところには影もあることを忘れていけません。
土地を発見して、限られた資源を確保し、その資源で神殿や住宅を作ります。神殿は建てれば建てるほどコストが上がっていきますが、それだけ貨幣や人員など、ヘリオスの恩恵が大きくなります。また、太陽が通ったタイルには収穫がもたらされますが、資源があるタイルからは資源がなくなってしまうので、上手に太陽を誘導することが大切です。太陽が神殿に止まると、得点が入ります。
K.J.ヴレーデ作、2~6人用、8歳以上。
公式では9番目となる拡張セット。『カルカソンヌ』基本セットは通算700万セット売れており、世界選手権の出場国が増えるなど、人気は世界各国に広がっています。
この拡張セットでは丘陵地とワインヤードのタイルが加わり、牧場(羊のいる草原)タイルと羊飼いコマ、さらに狼タイルが登場します。牧場タイルに羊飼いコマを配置して得点しますが、狼タイルが引かれると、羊はみな逃げ帰ってしまい、することのなくなった羊飼いも手元に戻さなければなりません。
★ブルッヘ拡張:ズウィンに面した街(Brügge: Die Stadt am Zwin)
S.フェルト作、10歳以上、60分。詳細は明らかにされていません。